小6生物とかんきょうのプリント
小6 理科 / 10月・11月ごろに習います
食べ物のつながり、池の小さな生き物と数の関係、生き物と空気・水・人のくらしを、図や表から考える「むずかしい」です。
先生へのメモ
矢印の向き(食べられる側→食べる側)と、数のピラミッドを、図をなぞりながら確かめさせましょう。
プリント一覧
この単元について(ねらい・つまずき・教え方・運営者の見方)
この単元のねらい
生き物どうしの食べる・食べられるの関係と、空気・水・人のくらしとのつながりを、図や表から考える単元です。
学ぶ内容
6年生の「生物とかんきょう」では、生き物が食べ物を通してつながっていることを学びます。植物は日光を受けて自分で養分(でんぷん)をつくり、動物は植物を食べたり、植物を食べた動物を食べたりしています。この「食べる・食べられる」の関係のつながりを、食物連鎖といいます(教科書によっては「食べ物を通したつながり」などの言い方で説明しています)。矢印は、食べられるほうから食べるほうへ向けて書きます。 6年生では、池や川の水を顕微鏡などで観察し、ミジンコなどの水の中の小さな生き物が、メダカなどの魚の食べ物になっていることにもふれます。一般に、食べられるほうの生き物は、食べるほうの生き物より数が多くなります。 さらに、生き物は空気や水ともかかわっています。動物も植物も、呼吸で酸素をとり入れて二酸化炭素を出していますが、植物は日光が当たると、二酸化炭素をとり入れて酸素を出します。水は、海や川から蒸発して雲になり、雨となってまた地上にもどるように、自然の中をめぐっています。人のくらしは、これらの自然にえいきょうをあたえていて、そのえいきょうを小さくする工夫も学びます。
つまずきやすいところ
- 食物連鎖の矢印の向きを、「食べるほう→食べられるほう」と逆にします。矢印は、食べ物(養分)がわたっていく向きを表します。
- 数が多いほうが食べるほうだと思ってしまいます。食べられる側のほうが、数は多い関係になります。
- 植物は酸素を出すだけと考えがちで、植物も呼吸をして酸素をとりこんでいることが抜けます。
- 水のめぐりと生き物のかかわりが、図の中で混ざります。
- 人のくらしとのかかわりが、資料の読み取り問題になると、文章から「何が問題か」を絞れません。
教え方・声かけのコツ
- 食物連鎖の図を、実際に自分で矢印を書いて作らせてみてください。「だれがだれに食べられるか」から考えると間違いにくくなります。
- 数の関係は、積み木のように下を広く描くピラミッドの絵にすると、「下ほど多い」という形が記憶に残ります。
- 身近な池や公園の生き物を例にして、「食べ物のつながりを3つ作ろう」と問いかけると、自分の言葉で考えるきっかけになります。
- 人のくらしのえいきょうは、えいきょうを小さくする工夫の面にも目を向けて、資料の表現に注意させてください。
運営者の見方
生物とかんきょうは、新しく覚える用語は少ないかわりに、図や表を読んで考える問題が中心になります。暗記だけでは対応しにくいので、一問一答の段階は作らず、「むずかしい」の6枚に絞りました。 6枚では、矢印の向き、数の関係、空気・水・人のくらしとのかかわりを扱います。どれも、自分で図に書きこんでみると理解が進むところです。答え合わせのときは、矢印や数の関係を図の上で指でたどって確かめてください。 10〜11月に学ぶ学校が多いので、その時期に並べています。植物が養分をつくることや呼吸のしくみに不安があるときは、6年生の「人の体のつくりとはたらき」などのプリントで用語を確かめてから進むと、取り組みやすくなります。
よくある質問
Q. 食物連鎖の矢印は、どちら向きに書けばよいですか。
A. 食べられるほうから、食べるほうへ向けて書きます。「食べ物がわたされる向き」と覚えるとよいです。
Q. なぜ食べられるほうが数は多いのですか。
A. 食べるほうの生き物が生きるには、たくさんの食べ物が必要だからです。この関係は、下を広くしたピラミッドの形の図で表すと分かりやすくなります。
Q. 環境問題についても扱いますか。
A. このプリントでは、人のくらしと自然のかかわりを、図や表から考える程度にとどめています。





