小6月と太陽のプリント
小6 理科 / 2月・3月・9月ごろに習います
月の形の変わり方、見える時刻と方位、昼間の月と太陽の位置を、図や表から考える「むずかしい」です。
先生へのメモ
月の光る側が太陽の方向であることを、ボールと電灯の実験の図と結びつけて説明できるようにしましょう。
プリント一覧
この単元について(ねらい・つまずき・教え方・運営者の見方)
この単元のねらい
月の形の変わり方と、見える時刻・方位が、太陽との位置関係で決まることを、図や表を読んで説明できるようにします。
学ぶ内容
6年の理科で学ぶ月の形の見え方を、図や表から考える問題に取り組みます。月は自分で光らず、太陽の光が当たっている側が光って見えます。そのため、月のかがやいている側には太陽があり、月の形の見え方は、地球から見た太陽と月の位置関係で決まります。 おおまかには、新月は太陽と同じ方向にあって見えず、三日月は夕方の西の空に低く見えます。夕方に南の空に見える半月(右側が光る)のあと、満月は日の入りごろ東の空からのぼり、真夜中に南の空を通って、明け方に西へしずみます。さらに欠けていくと、真夜中ごろ東からのぼって明け方に南の空に見える半月(左側が光る)や、明け方の東の空に見える細い月になり、約1か月でひとまわりします。 月は太陽が出ている昼間に見えることもあります。また、毎日同じ時刻に月を見ると、日がたつにつれて見える位置が東へ移り、形も変わっていきます。こうしたことを図から読みとる学習は、ボールと電灯のモデル実験で、光る側がいつも電灯(太陽)の方向を向いていることを確かめる学習と結びつきます。
つまずきやすいところ
- 「月は夜にしか見えない」と思いこんでいると、昼間の月の図から太陽の位置や時刻を考える問題で止まります。月は昼間にも見えることがある、という体験が足りないと実感がわきません。
- 光る側が太陽の方向であることを、図に太陽の位置を書き入れずに答えると、左右を間違えやすいです。必ず太陽の位置に○をつけてから、月のどちら側が光るかを考えさせます。
- 三日月と、明け方に見える細い月を混同することがあります。夕方の西の空にあって右側(太陽のしずんだ西側)が光るのが三日月、明け方の東の空にあって左側(太陽がのぼってくる東側)が光るのが明け方の月、と区別します。
- 月が東からのぼって南の空を通り、西にしずむことは、太陽と同じです。一日の中で「月が動いて見える」ことと、日によって「月の形が変わる」ことを、別々のしくみとして切りはなして考える必要があります。
- 理由を書く問題では、「光る側に太陽があるから」と、結論だけを書いて原因が抜けることがあります。「月は太陽の光を受けて光っている」ところまで書けると、理由として整います。
教え方・声かけのコツ
- 月の絵に矢印で太陽の方向を書きこむ練習を、毎回の最初に行います。光る側と矢印が同じ側になることを、手を動かして確認させます。
- 月の形の名前を覚えるより先に、「いつごろ・どの方角に見えるか」を一つの表にしてあげます。形・時刻・方位の三つを組にして読む練習ができます。
- 実際の空で月を探し、「ノートに形を写す」「何時ごろか書く」「方位磁針で方角を確かめる」を一日だけでも体験させてください。昼間に観察するときは、太陽を直接見ないように注意します。
- まちがい直しの問題は、どこが誤りかを指でさしてから直させると、考えが言葉になります。
運営者の見方
このページは「むずかしい」だけの6枚で、月の形の見え方を、表や図から読み解く問いに絞りました。月の形や用語の基本は、「土地のつくり・月と太陽」の一問一答(きほん・ふつう・小テスト)で確かめてから進める設計です。 見える時刻や方位は、表の丸暗記になりやすい所です。そこで、図から読む、えらぶ、まちがいを直す、理由を書く、の形式を混ぜ、どの問いも「太陽はどこにあるか」を決めれば答えにたどりつけるようにしました。たとえば、昼間の空に見える月の図から、太陽の位置と光る側を考える問いは、表を覚えているだけでは答えにくい内容です。 一問ごとに考える量が多いので、6枚を一度に解くより、1枚ずつ、まちがえた問いは太陽の位置を図に書きこむところからやり直す使い方が向いています。
よくある質問
Q. 「ふつう」を終えていないとできませんか?
A. このページには「ふつう」はありません。月の形と、太陽の光で光ることを知っていれば取り組めます。わからなくなったら、「土地のつくり・月と太陽」の一問一答で用語を確かめてから戻るのがよいでしょう。
Q. 上弦・下弦の言葉は覚えるべきですか?
A. 小学校では「半月」「三日月」「満月」「新月」で扱うことが多く、上弦・下弦は教科書によって出てこない場合もあります。学校の指導に合わせてください。
Q. 方位磁針がなくても観察できますか?
A. 太陽が昼ごろ南の空にあること、日の出のおよその方角が東、日の入りのおよその方角が西であることを使えば、おおまかな方角はわかります。地図アプリで方角を確かめるのもよい方法です。





