小6江戸幕府と政治の安定(小6社会)のプリント
小6 社会(小学6年生) / 10月ごろに習います
関ヶ原の戦いに勝った徳川家康が江戸幕府を開き、親藩・譜代・外様、武家諸法度と参勤交代、江戸時代の身分、島原・天草一揆、鎖国と四つの窓口で政治を安定させるまで。むずかしい(3枚)では、鎖国中もオランダと貿易を続けたわけなどを考えます。
教科書では東京書籍「江戸幕府と政治の安定」日本文教出版「武士による政治の安定」教育出版「幕府の政治と人々の暮らし」
江戸幕府と政治の安定のまとめ
- 1600年の関ヶ原の戦いに勝った徳川家康は、1603年に征夷大将軍となり、江戸に幕府を開きました。
- 幕府は、大名を親藩・譜代・外様に分けて配置し、武家諸法度で取りしまりました。3代将軍の家光のときに、参勤交代が制度になりました。
- 幕府はキリスト教を禁止し、外国との行き来をきびしく制限しました。1641年にはオランダ商館を長崎の出島に移し、鎖国の体制が整いました。
例1
外様大名を江戸から遠い所に置いたのは、なぜですか。
- 外様は、関ヶ原の戦いのあとに徳川家に従った大名です。
- 幕府に反抗するおそれがあるので、江戸から遠く離れた所に置きました。
答え 幕府に反抗しにくいように、江戸から遠く離しておくため。
例2
参勤交代は、大名にどんな負担をもたらしましたか。
- 大名は、1年おきに江戸と領地を行き来し、大ぜいの家来を連れていきました。
- 旅費や江戸での生活費が、大きな出費になりました。
答え 費用が大きくかかり、大名の経済力が弱まった。
例3
鎖国のあいだも、オランダとの貿易を続けたのは、なぜですか。
- ポルトガルやスペインは、貿易とともにキリスト教を広めようとしました。
- オランダは、キリスト教を広めようとせず、貿易だけを行う国でした。
答え オランダは、キリスト教を広めようとせず、貿易だけを行う国だったから。
先生へのメモ
大名の種類(親藩・譜代・外様)と置かれた場所を地図で確かめ、参勤交代・鎖国と結んで説明させましょう。
江戸幕府と政治の安定のプリント(24枚)
はじめて使うなら 江戸幕府と政治の安定 きほん その1 から。見本を押すと、その場で大きな見本と印刷ボタンが開きます。
「れい」で考え方を確かめてから、1問ずつ取り組みます。(答えつき)
助けなしで、くり返し練習するためのプリントです。(答えつき)
単元のまとめとして、時間を決めて取り組みます。(答えつき)
地図や図表を読む、えらぶ、言葉を書き入れる、理由を書く、をまぜたプリントです。「ふつう」で言葉を覚えたあとに取り組みます。(答えつき)
むずかしい
むずかしい テスト
単元の学習の最後に解く、最終テストです(100点・2枚組・めやす30分)。「きほん」「ふつう」「むずかしい」で学んだあとに、教科書やノートを見ないで、時間をはかって解きます。終わったら答えの版で丸つけをして、まちがえた所を見直しましょう。(答えつき)
文字と枠を大きくして、問題数を減らしたプリントです。(答えつき)
見つかりませんでした。
この単元について(ねらい・つまずき・教え方・運営者の見方)
この単元のねらい
徳川家康が江戸幕府を開き、大名の配置や参勤交代、身分のしくみ、キリスト教の禁止と鎖国によって、およそ260年続く安定した政治がつくられていくしくみをつかみます。
学ぶ内容
最初の小単元『徳川家康と江戸幕府』では、1600年の関ヶ原の戦いで石田三成らを破った徳川家康が、1603年に征夷大将軍となり、江戸に幕府を開いたことを学びます。将軍は代々徳川家がつとめ、およそ260年続いた時代を江戸時代といいます。大名が治める領地と政治のしくみを藩といい、幕府は大名を、徳川家の親類の親藩、関ヶ原の戦いの前から従っていた譜代、戦いのあとに従った外様に分けました。 『将軍による支配の安定』では、3代将軍の徳川家光が、家康をまつる日光東照宮(栃木県)を建て直したことが取り上げられます。『大名の取りしまりと参勤交代』では、幕府が武家諸法度という決まりで大名を取りしまり、大名に1年おきに江戸と領地を行き来させる参勤交代を制度にしたことを学びます。大名行列には大ぜいの家来が加わり、旅費や江戸での生活費が大きな出費になりました。 『人々のくらしと身分』では、政治を行い、名字を名のって刀をさすことを許された武士、人口の大部分を占める百姓、都市に住む商人や職人をまとめた町人という身分を見ます。百姓は米などで年貢を納め、五人組という組織で、税を納める責任を共に負いました。 『キリスト教の禁止と鎖国』では、幕府がキリスト教を禁じ、1637年に九州で起こった島原・天草一揆のあと、外国との行き来をきびしく制限していく流れを学びます。キリスト教徒を見つけ出す絵踏みも行われました。そのいっぽうで、長崎では出島でオランダと、町の中で中国と貿易が行われました。朝鮮とは対馬藩を通して交流があり、将軍が代わるごとに朝鮮通信使が江戸まで来ました。北海道では松前藩がアイヌの人々と、沖縄では薩摩藩が支配する琉球王国を窓口に、交流が続きました。教科書によっては『武士による政治の安定』『幕府の政治と人々の暮らし』という単元名です。
| しゅるい | どんな大名か | おもな場所 |
|---|---|---|
| 親藩 | 徳川家の親類 | 江戸の近くや大事な所 |
| 譜代 | 関ヶ原の前から家来 | 江戸の近くや大事な所 |
| 外様 | 関ヶ原のあとに従った | 江戸から遠い所 |
つまずきやすいところ
- 親藩・譜代・外様の区別が混ざります。「関ヶ原の戦いの前から従っていたか、あとか」が譜代と外様の分かれ目で、親藩は徳川家の親類です。
- 参勤交代を定めた人物を、幕府を開いた家康と取りちがえることがあります。制度にしたのは3代将軍の家光で、家康は幕府を開いた人です。
- 鎖国の間も、長崎(出島のオランダと中国)、対馬(朝鮮)、松前(アイヌ)、薩摩(琉球)という四つの窓口で、外国や周りの地域との交流が続いていました。「鎖国」という言葉だけでは、この窓口が見えにくいところです。
- 幕府がキリスト教を禁止した理由が分かりにくいです。ポルトガルやスペインは貿易とともにキリスト教を広めようとしたのに対して、オランダは貿易だけを行ったことが、オランダだけが貿易を許された理由につながります。
- 武士・百姓・町人のうち、人口の大部分(8割以上)をしめたのは百姓です。政治を行った武士に目が向きやすいので、人数の面からも確かめておきます。
教え方・声かけのコツ
- 大名の三つの分け方は、徳川家からの「近さ」で整理すると覚えやすいです。親藩は親類、譜代は前から家来、外様はあとから従った、と言葉にして言わせてください。
- 参勤交代は「大名が大ぜいの家来を連れて行き来すると、お金がかかる」から先に聞くと、幕府にとっての意味(大名の力をおさえる)に自然に進めます。
- 鎖国は、地図で四つの窓口を指さしながら、どの相手と交流していたかを言わせてみてください。
- 年表で1635年から1641年の流れを見て、「少しずつ制限が強まった」ことを確かめると、鎖国が一度に決まったわけではないと分かります。
| 年 | できごと |
|---|---|
| 1635 | 日本人が外国へ行くことを禁止する |
| 1637 | 九州で島原・天草一揆が起こる |
| 1639 | ポルトガル船の来航を禁止する |
| 1641 | オランダの商館を長崎の出島にうつす |
運営者の見方
この単元は、大名の配置、身分、キリスト教の禁止と鎖国という、性格の違う話題が一つにまとまっています。一問一答は、教科書の小単元の順に、家康と幕府、将軍と日光東照宮、大名と参勤交代、身分、鎖国の順に28問を並べました。 プリントは、きほん・ふつう・小テストが各5枚、個別配慮が5枚、むずかしいが1枚、むずかしいテストが2枚、単元テストが1回分(2枚組)です。むずかしいでは、大名の分け方の表、鎖国のころの四つの窓口の地図を読む問題と、「鎖国中もオランダとは貿易を続けたのはなぜですか」と理由を書く問題を出しています。むずかしいテストと単元テストでは、武家諸法度・参勤交代・身分・鎖国の言葉や年表、大名の分け方の表を読む問題と、大名の置き方や貿易を長崎にかぎったわけを書く問題を扱います。 幕府が大名をどう動かしたかは、言葉の暗記だけでは身につきにくいところです。家来の数、旅費、江戸と領地の遠さなど、大名の立場から考える問いを、むずかしいの前の段階から意識してもらえるとよいと考えています。
よくある質問
Q. 鎖国の間、外国との交流は全くなかったのですか。
A. 長崎の出島でオランダと、長崎の町で中国と貿易が行われ、朝鮮とは対馬藩を通して通信使などの交流、松前藩とアイヌ、薩摩藩と琉球王国との交流もありました。
Q. 参勤交代はいつ始まったのですか。
A. 3代将軍の徳川家光のときに、制度として定まりました。始まりの時期の説明は教科書によって異なることがあります。
Q. 士農工商という言葉は覚える必要がありますか。
A. このページでは武士・百姓・町人の三つを中心にしています。身分の呼び方や数え方は教科書によって異なるため、お使いの教科書の言葉に合わせてください。
教科書の単元名との対応
この単元のプリントは、次の教科書の単元で使えます(3社・3単元)。区切りは目安です。
型や条件を選んで、その場で新しい問題を作ることもできます(答えつき)。
その場で作るコースで使う(復習の日程を自動で作る)
① どちらのコースにしますか?
② コースの長さは?
③ 先生が使いますか? おうちで使いますか?
④ この順番で、1回に1枚ずつ使ってください























