小4すがたを変える水(小4理科)のプリント

小4 理科(小学4年生) / 2月・3月ごろに習います

水を熱すると何℃でふっとうし、冷やすと何℃でこおるのか。ふっとう中やこおるときの温度、あわや湯気の正体、氷になったときの体積の変化を確かめ、固体・えき体・気体という3つのすがたに整理します。ふっとう石や食塩を使う実験の問いもあります。きほん・ふつう・小テスト・個別配慮。

教科書では東京書籍「自然のなかの水のすがた」「水のすがたと温度」大日本図書「すがたを変える水」教育出版「水のすがたの変化」「水のゆくえ」学校図書「自然の中の水」「水の3つのすがた」信州教育出版社「水のすがたと温度」「水のゆくえ」啓林館「水のすがた」「水のゆくえ」

すがたを変える水のまとめ

  1. 水を熱すると約100℃でふっとうして、水じょう気(気体)になります。ふっとうしている間は、熱し続けても温度は変わりません。
  2. 水を冷やすと0℃でこおり始め、氷(固体)になります。すべてが氷になるまで温度は0℃のままで、氷になると体積が大きくなります。
  3. 水は、温度によって氷(固体)・水(えき体)・水じょう気(気体)とすがたを変えます。水じょう気は目に見えません。

例1

水がふっとうしているとき、水の中から出てくる大きなあわは、何ですか。

  1. 水を熱し続けると、水の中から水が気体にすがたを変えて出てきます。
  2. 気体になった水を、水じょう気といいます。

答え 水じょう気

例2

水がこおって氷になると、体積は大きくなりますか、小さくなりますか。

  1. 水は0℃でこおり始め、氷になります。
  2. 氷になると、体積は大きくなります。

答え 大きくなる。

例3

やかんの口から少しはなれた所で見える白い湯気の正体は、何ですか。

  1. 水じょう気は、目に見えない気体です。
  2. 水じょう気が冷やされて、小さな水のつぶになったものが、白い湯気として見えます。

答え 水じょう気が冷やされてできた、小さな水のつぶ。

先生へのメモ

ふっとう中や、こおり始めてから氷になるまで温度が変わらないことは、グラフの平らな部分を指でなぞりながら言葉にさせましょう。

すがたを変える水のプリント(20枚)

はじめて使うなら すがたを変える水 きほん その1 から。見本を押すと、その場で大きな見本と印刷ボタンが開きます。

「れい」で考え方を確かめてから、1問ずつ取り組みます。(答えつき)

すがたを変える水 きほん その1の見本
その1NEW きほん

熱したときの水のようす・冷やしたときの水のようす

上がって・水てき・ふっとうする・0

PDF答えつきPDF

すがたを変える水 きほん その2の見本
その2NEW きほん

熱したときの水のようす・温度と水のすがた

ふれない・えき体・気体・水じょう気

PDF答えつきPDF

すがたを変える水 きほん その3の見本
その3NEW きほん

熱したときの水のようす・冷やしたときの水のようす・温度と水のすがた

水じょう気・水・見えない・食塩

PDF答えつきPDF

すがたを変える水 きほん その4の見本
その4NEW きほん

熱したときの水のようす・冷やしたときの水のようす・温度と水のすがた

すがた・0・高く・100

PDF答えつきPDF

すがたを変える水 きほん その5の見本
その5NEW きほん

熱したときの水のようす・冷やしたときの水のようす・温度と水のすがた

試験管・0・大きく・水てき

PDF答えつきPDF

この単元について(ねらい・つまずき・教え方・運営者の見方)

この単元のねらい

水を熱したり冷やしたりしたときの温度の変わり方と、水が氷・水・水じょう気とすがたを変えることを、実験の結果と結びつけて説明できるようになる単元です。

学ぶ内容

東京書籍では「水のすがたと温度」、大日本図書では「すがたを変える水」という名前の単元です。教科書によっては「水のすがた」「水の3つのすがた」という名前もあります。大日本図書の小単元は「熱したときの水のようす」「冷やしたときの水のようす」「温度と水のすがた」の3つです。 「熱したときの水のようす」では、水をビーカーに入れて熱し、温度の変化を調べます。温度は少しずつ上がり、約100℃でふっとうします。ふっとうしている間は、さかんにあわが出て、熱し続けても温度は上がりません。あわの正体は、水が気体になった水じょう気です。水じょう気は目に見えず、やかんの口から少しはなれた所で見える白い湯気は、水じょう気が冷やされた小さな水のつぶです。ふっとうを続けると水の量がへり、水が水じょう気になると体積はとても大きくなります。実験では、温度計のえきだめをビーカーの底やかべにふれさせないこと、ふっとう石を入れて、急にはげしくふっとうするのを防ぐことも決まりです。 「冷やしたときの水のようす」では、氷と食塩を混ぜた入れ物で水を冷やします。水は0℃でこおり始め、すべてが氷になるまで温度は0℃のままです。水が氷になると体積が大きくなるので、こおらせた試験管の氷の表面は、はじめの水面より高くなります。 「温度と水のすがた」では、氷(固体)、水(えき体)、水じょう気(気体)の3つのすがたを整理します。氷を熱すると0℃でとけ始め、すべてが水になるまで温度は0℃のままです。水じょう気が冷やされると水にもどり、冷たいコップの外側に水てきがつきます。

水のすがたと変わる向き(左へ冷やす・右へ熱する)
氷(固体)→水(えき体)→水じょう気(気体)
熱すると右へ、冷やすと左へ、すがたが変わります。中のえき体だけが、目に見えて流れる水です。

つまずきやすいところ

  • 「熱し続けているのに、ふっとう中は温度が上がらない」ことは、実験の結果で確かめないと納得しにくいところです。グラフにして温度が変わらない部分を線の形で確かめます。
  • ふっとうのあわを、空気だと考えることがあります。あわの正体は、水が変わった水じょう気です。
  • 湯気と水じょう気を区別するのがむずかしいです。湯気は水のつぶで目に見え、水じょう気は目に見えません。
  • 水がこおり始めてから、すべて氷になるまでの間は0℃のままだということが、「こおったら下がる」と混ざります。
  • 水が氷になって体積が大きくなったことを、重さもふえたと取りちがえることがあります。体積と重さは別のことです。
水の温度の変わり方
水のようす温度
ふっとうするまで熱している間少しずつ上がる
ふっとうしている間約100℃のまま変わらない
こおり始めてからすべて氷になるまで0℃のまま変わらない
熱し続けても、冷やし続けても、すがたが変わっている間は、温度が変わりません。

教え方・声かけのコツ

  • 水をはかる温度のグラフをかかせて、「上がる」「平ら」「また上がる」の3つの部分を、色を変えて線を引くと、温度が変わらない部分が一目で分かります。
  • やかんの口の近くを見て、湯気が見える所と見えない所があることを確かめ、見えない部分に水じょう気があることを話し合います。
  • 冷たい飲み物を入れたコップに水てきがつくのを観察し、水じょう気がどこから来たかを言葉にします。
  • 製氷皿の水面の高さを、こおらせる前と後でくらべると、氷になると体積が大きくなることが目で分かります。

運営者の見方

このページは、教科書の「すがたを変える水」を1ページにしました。もとは「温度と体積・水のすがた」の後半で、水のふっとうとこおり方、固体・えき体・気体の問題を引きつぎました。ものの体積は「ものの温度と体積」、あたたまり方は「もののあたたまり方」の別のページです。 問題は、小単元(熱したとき、冷やしたとき、温度とすがた)ごとにそろえ、温度が変わらない部分(ふっとう中・こおり始めから氷になるまで・氷がとけているとき)を何度も問うようにしました。きほん5枚、ふつう5枚、小テスト5枚、個別配慮5枚があります。個別配慮は、文字と枠を大きくして問題数をしぼった版です。用語(固体・えき体・気体、ふっとう、水じょう気)が多いので、少しずつ確かめられるようにしています。

よくある質問

Q. 水が氷になると、なぜ体積が大きくなるのですか。
A. 小学校では、「水が氷になると体積が大きくなる」という事実を、実験で確かめます。理由までは扱いません。

Q. ふっとうと、じょう発は、どうちがいますか。
A. ふっとうは、約100℃になったときに、水の中からさかんにあわ(水じょう気)が出る現象です。じょう発は、水の表面から少しずつ水じょう気になる現象で、100℃より低い温度でも起こります。じょう発は「雨水のゆくえ」の単元でも出てきます。

Q. 氷がとけている間も、温度は変わりませんか。
A. 氷がとけ始めてからすべて水になるまでは、0℃のままです。すべてとけてから、さらに温度が上がります。

教科書の単元名との対応

この単元のプリントは、次の教科書の単元で使えます(6社・11単元)。区切りは目安です。

コースで使う(復習の日程を自動で作る)

① どちらのコースにしますか?

② コースの長さは?

③ 先生が使いますか? おうちで使いますか?

④ この順番で、1回に1枚ずつ使ってください