小5人のたんじょう(小5理科)のプリント

小5 理科(小学5年生) / 2月・3月ごろに習います

子宮・たいばん・へそのお・羊水のはたらきと、生まれるまでの週数と大きさを、メダカとくらべながら学びます。メダカと人を表でくらべたり、羊水が子どもの役に立つわけを書いたりと、むずかしい4枚はくらべる力が中心です。

教科書では東京書籍「人のたんじょう」啓林館「ヒトのたんじょう」大日本図書「生命のつながり 人のたんじょう」教育出版「人のたんじょう」学校図書「人のたんじょう」信州教育出版社「生命のたん生(人)」

人のたんじょうのまとめ

  1. 人の子どもは、母親の子宮の中で育ち、受精から約38週で生まれます。
  2. 子宮の中の子どもは、羊水に守られ、たいばんとへそのおを通して母親から養分や酸素を受け取り、いらなくなったものを母親にわたします。
  3. 生まれたばかりの子どもの大きさは、身長がおよそ50cm、体重がおよそ3000gです。

例1

子宮の中の子どもは、どのようにして養分を受け取りますか。

  1. 子宮のかべにあるたいばんで、母親から子どもへ養分や酸素がわたされます。
  2. 子どもとたいばんは、へそのおでつながっています。

答え たいばんからへそのおを通して、母親から受け取る。

例2

メダカの子と人の子では、育つ間の養分の受け取り方がどうちがいますか。

  1. メダカの子は、たまごの中の養分で育ちます。
  2. 人の子は、母親の子宮の中で、たいばんを通して母親から養分を受け取ります。

答え メダカはたまごの中の養分で育ち、人は母親から養分を受け取って育つ。

例3

羊水には、どんな役立ちがありますか。

  1. 羊水は、子宮の中を満たしている液体です。
  2. 外からのしょうげきをやわらげます。

答え 外からのしょうげきをやわらげて、子どもを守る。

先生へのメモ

メダカは「たまごの中の養分」、人は「母親から養分」というちがいを、図とあわせて確かめさせましょう。

人のたんじょうのプリント(24枚)

はじめて使うなら 人のたんじょう きほん その1 から。見本を押すと、その場で大きな見本と印刷ボタンが開きます。

「れい」で考え方を確かめてから、1問ずつ取り組みます。(答えつき)

人のたんじょう きほん その1の見本
その1NEW きほん

受精・3000・しょうげき・ちち

PDF答えつきPDF

人のたんじょう きほん その2の見本
その2NEW きほん

らん子・38・出産・胎児

PDF答えつきPDF

人のたんじょう きほん その3の見本
その3NEW きほん

羊水・母親・11・たいばん

PDF答えつきPDF

人のたんじょう きほん その4の見本
その4NEW きほん

へそのお・0.1・受精らん・酸素

PDF答えつきPDF

人のたんじょう きほん その5の見本
その5NEW きほん

へそ・心ぞう・中・10

PDF答えつきPDF

この単元について(ねらい・つまずき・教え方・運営者の見方)

この単元のねらい

人が母親の子宮の中でどのように育ち、どのように養分を受け取って生まれるのかを、メダカの育ち方と比べながら説明できるようになる単元です。

学ぶ内容

東京書籍では「人のたんじょう」、大日本図書では「生命のつながり 人のたんじょう」にあたります。教科書によっては「ヒトのたんじょう」という単元名です。 人の女性の体の中でつくられるたまご(らん子)と、男性の体の中でつくられる精子が結びつくことを、受精といいます。受精したたまごが受精らんです。人の受精は、母親の体の中で起こります。人の受精らんは、大きさがおよそ0.1mmで、メダカのたまご(およそ1mm)の約10分の1です。 受精らんは、母親の子宮の中で育ちます。育っている子どもは、胎児と呼ばれます。子宮の中は羊水という液体で満たされ、外からのしょうげきをやわらげて子どもを守っています。子宮のかべにはたいばんがあり、子どもとたいばんはへそのおでつながっています。子どもは、たいばんとへそのおを通して、母親から養分や酸素を受け取り、体にできた不要なものを母親にわたします。メダカの子が、たまごの中の養分で育つのとは、大きくちがうところです。 育ち方は、受精から約4週で心臓が動き始め、約8週で目や耳ができてきます。約24週ごろにはからだをよく動かすようになり、約38週(約266日)で生まれます。生まれたときの身長はおよそ50cm、体重はおよそ3000gです。生まれたあとは、しばらくのあいだ、母親のちちを飲んで育ちます。

母親の 子宮の 中の ようす
子ども (胎児) ア イ ウ
子宮のかべにあるのがたいばん(ア)、子どもとたいばんをつなぐのがへそのお(イ)、子宮の中を満たす液体が羊水(ウ)です。
子宮の 中の 人の 子どもの ようす(週は 受精から。教科書に よって 少し ちがう)
受精からようす
約4週心ぞうが 動き 始める
約8週目や 耳が できる
約24週からだを よく 動かす
約38週生まれる(身長 およそ 50cm・体重 およそ 3000g)
受精からの週が進むにつれて、心臓、目や耳、からだの動きと、できていくものが増えていきます。

つまずきやすいところ

  • たいばんとへそのおを取りちがえることがあります。たいばんは子宮のかべにあり、母親と子どもが養分や不要なものをやりとりする所です。へそのおは、子どもとたいばんをつなぐ管です。
  • 羊水は、外からのしょうげきをやわらげて子どもを守る液体です。養分はたいばんから届くので、羊水とたいばんのはたらきを分けて確かめます。
  • 人の受精らんは、メダカのたまごよりずっと小さいことが、意外に感じられます。小さな受精らんから大きく育つのは、母親から養分を受け取り続けるからです。
  • 家族から「妊娠40週」などの言い方を聞いて、理科で学ぶ「受精から約38週」とちがうことに迷うことがあります。病院などで使う週数は、受精よりおよそ2週間前の日から数えるため数字がちがいます。理科の問題では「受精から約38週」で答えます。
  • メダカはたまごの中の養分、人は母親からもらう養分で育ちます。どちらも受精らんから育つので、養分の受け取り方は表で分けて確かめます。
メダカと人の育ち方(日数や週は、受精から。およそ)
メダカ人
育つ場所たまごの中母親の子宮の中
養分たまごの中の養分たいばんを通して母親から
生まれるまでおよそ11日(水温25℃くらい)およそ38週
育つ場所と、生まれるまでの時間がちがいます。養分の受け取り方のちがいは、育つ場所のちがいから生まれます。

教え方・声かけのコツ

  • メダカと人の表を作り、「育つ場所」「養分のもらい方」「生まれるまでの時間」を並べます。ちがいと、受精らんから育つという共通点が整理できます。
  • 子宮の図に、たいばん・へそのお・羊水を色分けで書きこみ、母親から子どもへ養分と酸素、子どもから母親へ不要なもの、と矢印を足してもらいます。
  • 38週を日数に直す問題は、38×7=266の計算で確かめます。1週間は7日、と一緒に言うと、計算の意味が残ります。
  • 人の誕生の話は、お子さんによって受け止め方がちがいます。落ち着いた雰囲気で、教科書にある範囲の言葉を使って進めると、安心して取り組めます。

運営者の見方

このページには、きほん5枚、ふつう5枚、小テスト5枚、むずかしい2枚、むずかしいテスト2枚、個別配慮5枚があります。むずかしいプリントには、子宮の中の図からたいばん・へそのお・羊水を答える問題と、メダカと人の育ち方を比べる表、受精からの週ごとのようすの表があります。38週を日数に直す計算と、人のらん子(直径およそ0.1mm)がメダカのたまご(およそ1mm)よりずっと小さいのに大きく育つ理由を書く問題も入っています。むずかしいテストでは、らん子・受精・たいばんなどの言葉と、子宮の中の子どもが養分を受け取るしくみを確かめます。 人の誕生は、実際に観察できない単元です。そのため運営者は、図と表で「どこで育つか」「養分をどこから受け取るか」を目で追えるようにしました。メダカと並べた表を入れたのは、同じ受精らんから始まりながら、養分の受け取り方がちがうことに気づいてほしいからです。言葉は教科書にある範囲にとどめています。

よくある質問

Q. 人は、受精から生まれるまで、どのくらいですか。
A. 受精から約38週(約266日)です。教科書によって、週数の書き方が少しちがうことがあります。

Q. たいばんとへそのおは、どうちがいますか。
A. たいばんは、母親から養分や酸素を受け取り、いらなくなったものをわたす場所です。へそのおは、たいばんと子どもの体をつなぐ管です。

Q. メダカの子と人の子は、養分の受け取り方がどうちがいますか。
A. メダカの子は、たまごの中の養分で育ちます。人の子は、母親の子宮の中で、たいばんを通して母親から養分を受け取ります。

教科書の単元名との対応

この単元のプリントは、次の教科書の単元で使えます(6社・6単元)。区切りは目安です。

コースで使う(復習の日程を自動で作る)

① どちらのコースにしますか?

② コースの長さは?

③ 先生が使いますか? おうちで使いますか?

④ この順番で、1回に1枚ずつ使ってください