小5低い土地のくらし・高い土地のくらし(小5社会)のプリント
小5 社会(小学5年生) / 5月ごろに習います
川より低い土地の輪中と水害へのそなえ、標高が高い土地の気候を生かした高原野菜づくりを通して、土地の特色を生かしたくらしを学びます。むずかしいへ進むと、遊水地の言葉、標高と気温の関係、夏に野菜を出荷するわけが出てきます。
教科書では東京書籍「低い土地のくらし・高い土地のくらし」日本文教出版「さまざまな土地のくらし」教育出版「自然条件と人々のくらし」
低い土地のくらし・高い土地のくらしのまとめ
- 川より低い土地では、大雨のたびに水害に悩まされてきました。てい防で集落を囲んだ輪中や、中にたまった水を川に出すはい水機場などのくふうがあります。
- 高い土地では、夏でもすずしい気候を生かして、高原野菜(キャベツ・レタスなど)を、ほかの産地の出荷が少ない時期に出荷しています。
- 土地の特色に合わせたくらしを調べるときは、地形・気候・産業・人々の取り組みを結びつけて考えます。
例1
輪中で、てい防の中にたまった水は、どのようにして川に出しますか。
- 輪中の土地は、川の水面より低いところがあります。
- てい防の中にたまった水は、はい水機場のポンプで川へ出します。
答え はい水機場のポンプで川に出す。
例2
高原でキャベツを夏に作って出荷するのはなぜですか。
- 高い土地は夏でもすずしく、キャベツがよく育ちます。
- ほかの産地のキャベツが少ない時期に出荷すると、高いねだんで売れます。
答え 夏でもすずしい気候を生かし、ほかの産地が少ない時期に出荷して、高く売れるから。
例3
輪中の古い家に見られる「水屋」とは何で、何のために作られましたか。
- 水屋は、石がきを高く積んだ上などに建てた建物です。
- こう水のときに、ひなんしたり、食料や大切なものを守ったりします。
答え こう水のときのひなん用の建物で、人や食料を守るため。
先生へのメモ
低い土地では水を防ぐくふう、高い土地ではすずしさを生かすくふう、と土地の特色とくふうを結びつけて話させましょう。
低い土地のくらし・高い土地のくらしのプリント(23枚)
はじめて使うなら 低い土地のくらし・高い土地のくらし きほん その1 から。見本を押すと、その場で大きな見本と印刷ボタンが開きます。
「れい」で考え方を確かめてから、1問ずつ取り組みます。(答えつき)
助けなしで、くり返し練習するためのプリントです。(答えつき)
単元のまとめとして、時間を決めて取り組みます。(答えつき)
単元のまとめのテストです(100点・2枚組)。資料の読み取りと記述が入ります。答えの版に、記述の採点のめやすがあります。(答えつき)
単元の学習の最後に解く、最終テストです(100点・2枚組・めやす30分)。「きほん」「ふつう」「むずかしい」で学んだあとに、教科書やノートを見ないで、時間をはかって解きます。終わったら答えの版で丸つけをして、まちがえた所を見直しましょう。(答えつき)
文字と枠を大きくして、問題数を減らしたプリントです。(答えつき)
見つかりませんでした。
この単元について(ねらい・つまずき・教え方・運営者の見方)
この単元のねらい
川より低い土地の水害への備え(輪中など)と、高い土地の気候を生かした高原野菜づくりを通して、土地の高さと、くらし・産業のつながりを説明できるようにします。
学ぶ内容
この単元は「低い土地のくらし」と「高い土地のくらし」の二つで成り立っています。教科書によっては「さまざまな土地のくらし」という単元名です。 低い土地の例は、岐阜県の南部(海津市など)に広がる輪中です。木曽川・長良川・揖斐川(木曽三川)という三つの大きな川が流れ、川より低い土地は大雨のたびに水害にあいやすい場所でした。そこで、集落や田を高いてい防で囲んだのが輪中です。ただ、てい防で囲んだだけでは、中にたまった水の行き場がなくなります。そのため、はい水機場のポンプで水を川へ出すしくみがあります。また、こう水にそなえて、石がきを高く積んだ上に水屋という建物を建て、食料や大切なものを守りました。のき下に小さな船(上げ舟)をつるしたり、土をほって盛り上げた高い田(堀田)をつくったりした工夫も、昔から伝わっています。 今は、川を整えてあふれにくくする治水、水の出入りを調節する水門、大雨のとき水を一時的にためる遊水地、危険な場所や避難場所を示すハザードマップなど、地域全体の防災の取り組みがあります。 高い土地の例は、群馬県の嬬恋村や長野県などの高原です。標高が100m高くなるごとに、気温はおよそ0.6℃下がります。そのため、平地が暑い夏でも高原はすずしく、キャベツやレタスなどの高原野菜がよく育ちます。ほかの産地の出荷が少ない夏に出荷すると、高いねだんで売れます。つまり、土地の高さが気温を決め、気温が作物と出荷の時期を決めている、という流れを学びます。
つまずきやすいところ
- 輪中は、川より低い土地の集落や田を、てい防で囲んだものです。川と土地の高さの関係は、断面図で見ないとつかみにくいところです。
- てい防で囲んだ内側には、たまった水の行き場も必要です。そのため、はい水機場のポンプで水を川へ出します。
- 水屋・上げ舟・堀田は、どれも水害への備えですが、使い方がちがいます。水屋は高い所に建てた建物、上げ舟はのき下の小さな船、堀田は土を盛って高くした田です。
- 高原野菜を「すずしい所で作る」とだけ覚えて、夏に作る理由が抜けることがあります。ほかの産地が少ない時期に出荷すると高く売れる、というつながりも大切です。
- 「治水」(川の水を整える取り組み)と「防災」(命やくらしを守る取り組み全体)を、同じ意味に取りちがえることがあります。
教え方・声かけのコツ
- 輪中の断面図を、親子で描いてみてください。川の水面・てい防・家・水屋の高さの順を線で描くと、低い土地の水害のこわさと、工夫の意味が分かります。
- 高原の話は、「高い→気温が低い→夏でもすずしい→夏に作れる→出荷がずれる→高く売れる」の順に、指を折りながら言わせてみてください。ページの図が見本です。
- 標高が高くなると気温が下がる数(100mで約0.6℃)は、「1000m高い所は約6℃低い」のように計算して、身近な山や高原にあてはめると実感が持てます。
- 自分の住んでいる地いきのハザードマップを一緒に見て、近くの避難所を確かめるのもよい学びになります。
運営者の見方
この単元は、一問一答の28問に、低い土地の水害対策と、高い土地の高原野菜づくりを並べています。ことばの数が多いので、きほん・ふつう・小テストを各5枚ずつ用意しました。 このほかに、むずかしいテストが2枚と、単元テスト(2枚組・めやす30分)があります。むずかしいテストでは、輪中の断面図や標高と気温の表を読む問題、高原野菜を夏に作るわけや輪中の水害へのくふうを書く問題を扱います。個別配慮のプリントも5枚あります。 運営者は、低い土地の話は「水害→備え」、高い土地の話は「高さ→気温→作物」と、どちらも原因から結果へ順に追う学習だと考えています。そのため、ページの図は「輪中の断面」と「標高から出荷までの流れ」を選びました。ことばを覚える前に、図で流れをつかむことをすすめます。 なお、同じ岐阜県・群馬県の事例でも、教科書によって取り上げる地名や例がちがうことがあります。お子さんの教科書で出てくる事例を、先に確かめてから使ってください。
よくある質問
Q. 輪中は、今も学ぶのですか。
A. 輪中は、川より低い土地で水害にそなえてきた昔からの工夫です。教科書では、てい防や排水のしくみ、水屋などの古い家のつくりとして取り上げられます。
Q. 高原野菜は、どうして夏に作るのですか。
A. 標高が高いと夏でもすずしく、キャベツやレタスがよく育つからです。ほかの産地の出荷が少ない時期に出荷できるので、高いねだんで売れます。
Q. ハザードマップとは何ですか。
A. 大雨や地しんなどの災害でひ害が出そうな範囲や、避難場所を示した地図です。市町村が作っていて、家の近くの安全を確かめるのに使います。
教科書の単元名との対応
この単元のプリントは、次の教科書の単元で使えます(3社・3単元)。区切りは目安です。
型や条件を選んで、その場で新しい問題を作ることもできます(答えつき)。
その場で作るコースで使う(復習の日程を自動で作る)
① どちらのコースにしますか?
② コースの長さは?
③ 先生が使いますか? おうちで使いますか?
④ この順番で、1回に1枚ずつ使ってください






















