小5自動車をつくる工業(小5社会)のプリント

小5 社会(小学5年生) / 10月・11月ごろに習います

プレス・ようせつ・とそう・組み立て・検査の順に進む自動車づくりを、流れ作業とロボット、関連工場、ジャスト・イン・タイムの部品のとどけ方からとらえます。作業を順にならべる問いや、これからの自動車のくふうを書く問いも。

教科書では東京書籍「自動車をつくる工業」日本文教出版「自動車工業のさかんな地域」教育出版「自動車の生産にはげむ人々」

自動車をつくる工業のまとめ

  1. 自動車は、プレス(車体の形を作る)→ようせつ→とそう→組み立て→検査の順に作られます。組み立てでは、流れ作業やロボットが使われます。
  2. 自動車は、とても多くの部品でできています。部品は関連工場で作られ、組み立て工場に、必要なときに必要な量だけとどけられます(ジャスト・イン・タイム方式)。
  3. 完成した自動車は、国内ではキャリアカーで、外国へは自動車専用船で運ばれます。

例1

自動車工場の作業を、プレス・ようせつ・とそう・組み立て・検査の中から、順にならべましょう。

  1. 車体の形を作るプレスが最初です。
  2. ようせつで部品をつなぎ、とそうで色をつけ、組み立てで部品を取り付け、最後に検査をします。

答え プレス→ようせつ→とそう→組み立て→検査

例2

関連工場が、自動車工場の近くに多いのはなぜですか。

  1. 自動車工場は、部品をためておかず、必要なときに必要な数だけとどけてもらいます。
  2. 近くにあると、すぐに部品をとどけられます。

答え 必要なときに、すぐ部品をとどけられるから。

例3

ジャスト・イン・タイム方式とは、どのようなしくみですか。

  1. 自動車工場は、部品を多くたくわえておきません。
  2. 関連工場が、決められた時こくに、必要な数の部品をとどけます。

答え 必要な部品を、必要なときに、必要な量だけとどけるしくみ。

先生へのメモ

自動車ができるまでの流れ(プレス→ようせつ→とそう→組み立て→検査)を、順に言わせてから取り組ませましょう。

自動車をつくる工業のプリント(24枚)

はじめて使うなら 自動車をつくる工業 きほん その1 から。見本を押すと、その場で大きな見本と印刷ボタンが開きます。

「れい」で考え方を確かめてから、1問ずつ取り組みます。(答えつき)

自動車をつくる工業 きほん その1の見本
その1NEW きほん

ヘッドライト・ブレーキ・豊田・分業

PDF答えつきPDF

自動車をつくる工業 きほん その2の見本
その2NEW きほん

ロボット・シートベルト・販売・組み立て

PDF答えつきPDF

自動車をつくる工業 きほん その3の見本
その3NEW きほん

ようせつ・開発・検査・流れ作業

PDF答えつきPDF

自動車をつくる工業 きほん その4の見本
その4NEW きほん

部品・ベルトコンベヤー・乗用・エンジン

PDF答えつきPDF

自動車をつくる工業 きほん その5の見本
その5NEW きほん

とそう・ライン・改善・プレス

PDF答えつきPDF

この単元について(ねらい・つまずき・教え方・運営者の見方)

この単元のねらい

自動車がどんな順で作られ、たくさんの部品と人・工場の分業で成り立っているかを、流れ図と言葉で説明できるようにします。

学ぶ内容

この単元では、工業生産にかかわる人々の工夫や努力を、自動車づくりを例に学びます。学習指導要領では、金属工業・機械工業・化学工業・食料品工業などの中から一つを取り上げることになっていて、自動車工業はその例としてよく取り上げられます。教科書によっては「自動車工業のさかんな地域」という単元名です。 自動車は、プレス(鉄の板を型でおして車体の形を作る)→ようせつ(火花を出して部品をつなぐ)→とそう(色をつける)→組み立て(部品を取り付ける)→検査(正しく動くか調べる)の順に作られます。車体がベルトコンベヤーで流れながら、人やロボットがそれぞれ決まった作業をする流れ作業です。とそうやようせつなど、きけんな作業は、ロボットが行っています。 1台の自動車は、約3万この部品でできています。エンジンやタイヤ、ブレーキ、ガラス、ヘッドライト、シートベルトやエアバッグなどです。これらの部品は、組み立て工場だけでなく、関連工場でも作られます。関連工場は、決められた時こくに、必要な数の部品を組み立て工場へとどけます。この、必要なものを、必要なときに、必要な量だけとどけるしくみが、ジャスト・イン・タイム方式です。1つの製品を、多くの人や工場で受け持つことを分業といいます。愛知県の豊田市は、自動車づくりで知られる市です。 できあがった自動車は、国内ではキャリアカーで、外国へは自動車専用船で運ばれ、販売店で売られます。新しい自動車を考え、試作して安全や性能をたしかめる開発の仕事や、作業のむだを見つけて、よりよくする改善も、自動車づくりの大切な一部です。

自動車ができるまで
プレス(型でおして車体の形を作る)→ようせつ(部品をつなぎ合わせる)→とそう(色をつける)→組み立て(部品を取り付ける)→検査(正しく動くか調べる)
車体の形を作ってから、つなぎ、色をつけ、部品を付け、検査します。順番を入れかえると作業が進まないことが、矢印で分かります。

つまずきやすいところ

  • 工程の順番で、「ようせつ」と「とそう」が入れかわることがあります。車体の形をつなぎ合わせてから色をつけるので、プレス→ようせつ→とそう→組み立て→検査の順です。
  • 関連工場は、部品を作って組み立て工場にとどける、別の工場です。組み立て工場との関係を、部品の流れで確かめておくところです。
  • ジャスト・イン・タイム方式は、必要な部品を、必要なときに、必要な量だけとどけるしくみです。名前だけでは中身がつかみにくいので、部品をためておかないことと結びつけて覚えます。
  • 乗用車と貨物自動車、エアバッグとシートベルトのように、似た言葉が一問一答で混ざります。何のためのものか、役わりでセットにして覚えます。
  • ロボットは、きけんな作業(とそう・ようせつなど)で多く使われ、組み立てや検査では人も働いています。人とロボットの受け持ちを分けて確かめておくところです。
部品がとどくまで(ジャスト・イン・タイム方式)
関連工場が部品を作る→決められた時こくに、必要な数だけとどける→組み立て工場で車体に取り付ける
関連工場は、組み立て工場の前の段階で、部品を決められた時こくに届けます。部品をためておかないので、関連工場は組み立て工場の近くに集まっていることが多い、という流れです。

教え方・声かけのコツ

  • プレス→ようせつ→とそう→組み立て→検査の5つを、指を折って順に言わせ、それぞれ「何をするか」を一言ずつ足してください。ページの図が見本です。
  • 「なぜ関連工場は近くに多い?」と聞いてみてください。部品をためておかず、必要なときにすぐ届けてもらうから、と答えられると、ジャスト・イン・タイム方式が分かっています。
  • 身近な自動車を見ながら、「この部品はどの工程で付ける?」と話すと、約3万この部品のイメージが持てます。
  • 国内は「キャリアカー」、外国は「自動車専用船」と、運ぶ方法を場所とセットにして覚えます。
自動車づくりにかかわる人と仕事
仕事何をするか
開発新しい自動車を考え、試作して安全や性能をたしかめる
関連工場部品を作り、組み立て工場にとどける
組み立て工場流れ作業で、車体に部品を取り付ける
運ぶ国内はキャリアカー、外国へは自動車専用船
販売店自動車を買う人に売る
自動車づくりを、作る人・運ぶ方法・売る店の役わりで整理した表です。国内と外国で運ぶ方法がちがうことを確かめます。

運営者の見方

この単元では、自動車づくりを「流れ」と「つながり」の二つで見ます。流れは工程の順番、つながりは関連工場と組み立て工場、運ぶ方法と売る店の関係です。一問一答28問は、この二つが混ざる形で作っています。 プリントは、きほん・ふつう・小テストを各5枚、むずかしいを1枚、むずかしいテストを2枚、単元テスト(2枚組)、個別配慮を5枚用意しています。むずかしいプリントでは、工程の順番を並べたり、関連工場と運ぶ方法を答えたり、「関連工場が近くに多いわけ」と「これからの自動車に求められる工夫」を書いたりします。むずかしいテストと単元テストでは、ジャスト・イン・タイム方式や流れ作業などの言葉、作業の表や工業地帯の地図を読む問題、関連工場が近くに多いわけやロボットを使うよさを書く問題で確かめます。 運営者は、自動車の工程は順番を覚えるだけでなく、「なぜその順番か」を一緒に考えると、定着しやすいと考えています。ページの図は、工程の流れ、部品のとどき方、自動車づくりにかかわる仕事の役わりを選びました。

よくある質問

Q. 自動車の工程の名前や数は、教科書と同じですか。
A. プレス・ようせつ・とそう・組み立て・検査の5つで説明する教科書が多いですが、工程の分け方や書き方が少しちがうことがあります。お子さんの教科書の図と見比べてください。

Q. 関連工場とは何ですか。
A. 自動車の部品を作って、組み立て工場にとどける工場です。決められた時こくに、必要な数の部品をとどけます。

Q. 自動車以外の工業を学ぶ教科書もありますか。
A. 教科書によって、取り上げる工業はちがうことがあります。このページは自動車を中心にしています。自動車を習っていないときは、工程の問題を後回しにして使ってください。

教科書の単元名との対応

この単元のプリントは、次の教科書の単元で使えます(3社・3単元)。区切りは目安です。

コースで使う(復習の日程を自動で作る)

① どちらのコースにしますか?

② コースの長さは?

③ 先生が使いますか? おうちで使いますか?

④ この順番で、1回に1枚ずつ使ってください