小6貴族のくらし(小6社会)のプリント
小6 社会(小学6年生) / 9月ごろに習います
平安京に都が移されてから、藤原道長と藤原氏の力、かな文字、源氏物語・枕草子、寝殿造、十二単、年中行事までを確かめます。道長の家系の表を読み、日本風の文化が生まれたわけを書くむずかしい3枚が加わります。
教科書では東京書籍「貴族のくらし」日本文教出版「貴族が生み出した新しい文化」教育出版「大陸に学んだ国づくり」
貴族のくらしのまとめ
- 794年に桓武天皇が都を平安京に移し、平安時代が始まりました。
- 藤原氏は、むすめを天皇のきさきにして、生まれた子が天皇になると天皇の祖父として政治の力をにぎりました。藤原道長のころに最も栄えました。
- 貴族のくらしの中から、かな文字や大和絵などの国風文化が生まれ、『源氏物語』や『枕草子』が書かれました。年中行事のなかには、今に伝わるものもあります。
例1
藤原道長が朝廷で大きな力をもつことができたのは、なぜですか。
- 道長は、むすめを次々に天皇のきさきにしました。
- むすめが産んだ子が天皇になると、道長は天皇の祖父として、政治を動かしました。
答え むすめを天皇のきさきにして、天皇の祖父として政治を動かしたから。
例2
かな文字が広まったことで、どんなよいことがありましたか。
- かな文字は、漢字をもとにして日本でつくられた文字です。
- 日本語の言葉や気持ちを、話すとおりに書き表せるようになりました。
答え 日本語の言葉や気持ちをそのまま書けるようになり、『源氏物語』のようなすぐれた文学が生まれた。
例3
平安時代の中ごろに、日本風の文化(国風文化)が生まれたのはなぜですか。
- 遣唐使が送られなくなり、大陸との行き来が少なくなりました。
- それまでに学んだ中国の文化をもとに、日本の風土やくらしに合うように工夫しました。
答え 遣唐使が送られなくなり、中国の文化をもとに、日本の風土やくらしに合わせて工夫したから。
先生へのメモ
「藤原氏の力(道長のむすめと天皇)」と「国風文化(かな文字・大和絵)」を結びつけて覚えさせましょう。
貴族のくらしのプリント(24枚)
はじめて使うなら 貴族のくらし きほん その1 から。見本を押すと、その場で大きな見本と印刷ボタンが開きます。
「れい」で考え方を確かめてから、1問ずつ取り組みます。(答えつき)
助けなしで、くり返し練習するためのプリントです。(答えつき)
単元のまとめとして、時間を決めて取り組みます。(答えつき)
地図や図表を読む、えらぶ、言葉を書き入れる、理由を書く、をまぜたプリントです。「ふつう」で言葉を覚えたあとに取り組みます。(答えつき)
むずかしい
むずかしい テスト
単元の学習の最後に解く、最終テストです(100点・2枚組・めやす30分)。「きほん」「ふつう」「むずかしい」で学んだあとに、教科書やノートを見ないで、時間をはかって解きます。終わったら答えの版で丸つけをして、まちがえた所を見直しましょう。(答えつき)
文字と枠を大きくして、問題数を減らしたプリントです。(答えつき)
見つかりませんでした。
この単元について(ねらい・つまずき・教え方・運営者の見方)
この単元のねらい
平安時代に藤原氏が力をもったわけと、貴族のくらしの中から日本風の文化が生まれたことを、つながりとして説明できるようにします。
学ぶ内容
この単元は、平安時代の貴族のくらしを中心に学びます。最初の小単元「貴族と藤原道長」では、794年に桓武天皇が都を京都の平安京に移したところから始まります。平安京は、道が碁盤の目のように区切られた都でした。この時代、むすめを天皇のきさきにして力をのばしたのが藤原氏です。生まれた子が天皇になると、藤原氏は天皇の祖父として政治の力をふるい、天皇が幼いときには、かわって政治を行う摂政についたこともありました。藤原道長のころに最も栄え、道長は「この世をば わが世とぞ思う 望月の 欠けたることも なしと思えば」という歌をよんだと伝えられています。道長の子の藤原頼通が京都府宇治市に建てた平等院鳳凰堂は、今の10円玉にえがかれています。貴族のやしきは寝殿造とよばれ、庭には大きな池がつくられて、ふねあそびなども行われました。 次の小単元「貴族のくらしの中から生まれた文化」では、894年に遣唐使を送るのを取りやめたあと、日本の風土や生活に合った国風文化が育ったことを学びます。漢字をもとに、ひらがなとカタカナのかな文字が生まれ、日本語を話すとおりに書き表せるようになりました。紫式部が『源氏物語』を、清少納言が『枕草子』を書きました。ほかにも、日本独自の絵である大和絵、物語を絵と言葉で表した絵巻物、五・七・五・七・七の和歌、貴族の女性が着た十二単などがあります。 最後の小単元「今に伝わる年中行事」では、平安時代の貴族が毎年決まった時期に行った年中行事を取り上げます。七夕のように、形を変えながら今に伝わるものもあります。
| 分野 | 例 |
|---|---|
| 文字 | かな文字(ひらがな・カタカナ) |
| 書かれた 作品 | 源氏物語(紫式部)・枕草子(清少納言) |
| 絵 | 大和絵・絵巻物 |
| 歌 | 和歌(五・七・五・七・七) |
| 衣装・住まい | 十二単・寝殿造のやしき |
つまずきやすいところ
- 紫式部と清少納言を取りちがえることがあります。『源氏物語』は紫式部、『枕草子』は清少納言です。作品名とセットで声に出して覚えると混ざりにくくなります。
- かな文字は、漢字をもとにして日本で作られた文字です。ひらがなは漢字をくずして、カタカナは漢字の一部をとって作られた、と成り立ちから整理します。
- 藤原氏が力をもったのは、むすめを天皇のきさきにして、生まれた子が天皇になり、その祖父として政治を動かしたからです。この流れを順に説明できるようにします。
- 国風文化は、それまでに学んだ大陸の文化をもとに、日本の風土や生活に合う形に工夫したものです。大陸の文化とのつながりもあわせて押さえます。
教え方・声かけのコツ
- 藤原氏の力のもとは、「むすめ→きさき→生まれた子が天皇→祖父」と、矢印で書き出させると、因果の流れが見えます。
- 作品と作者の組み合わせは、カードの表と裏に書いて、クイズの形で何度か出題すると覚えやすくなります。
- かな文字は、実際に漢字をくずして書いてみると、成り立ちが体でつかめます。
- 七夕など家庭で行う行事を話題にして、「平安時代の貴族も、季節ごとにこうした行事をしていた」と結びつけると、年中行事の学習が今のくらしとつながります。
運営者の見方
平安時代の貴族の単元は、人物・作品・建物の名前が多く、一問一答のプリントで覚える量が多い単元です。きほん・ふつう・小テスト・個別配慮が各5枚、むずかしい1枚、むずかしいテスト2枚、単元テスト1回分(2枚組)があります。小単元は「藤原道長」「国風文化」「年中行事」の三つで、人物と力の話から文化の話へと進みます。 むずかしいプリントは1枚で、藤原道長のむすめと天皇の関係を表にして読む問題から始まります。道長が後一条天皇から見て祖父にあたることを表から確かめ、『枕草子』の作者を書き、日本風の文化が生まれたわけをえらび、道長が朝廷で大きな力をもてたわけを書く問題まで続きます。むずかしいテストと単元テストでは、人物・作品・年中行事の言葉や平安時代の年表を読む問題、かな文字が広まってよかったことや日本風の文化が生まれたわけを書く問題も扱います。解説の図では、この「祖父として力をもつ」までの流れを矢印で示し、国風文化の例を分野ごとの表にしました。 名前の暗記だけでなく、「なぜ藤原氏は力をもてたのか」「なぜ日本風の文化が生まれたのか」という二つの「なぜ」を、自分の言葉で言えることを目標にしてください。
よくある質問
Q. 摂政と関白の違いは覚える必要がありますか。
A. 小学校では、天皇にかわって政治を行う役職として摂政を知っていれば十分です。関白も同じように使われますが、教科書でどこまで扱うかは異なります。
Q. 平安時代は何年ぐらい続きましたか。
A. 794年に都が平安京に移されてから、鎌倉に幕府が開かれる12世紀の終わりごろまで、およそ400年間を平安時代と呼びます。
Q. 国風文化と、それ以前の文化の違いは何ですか。
A. それ以前は、大陸の文化を取り入れることが中心でした。遣唐使を送るのを取りやめたあと、日本の風土や生活に合った、かな文字や大和絵などの文化が育ちました。
教科書の単元名との対応
この単元のプリントは、次の教科書の単元で使えます(3社・3単元)。区切りは目安です。
型や条件を選んで、その場で新しい問題を作ることもできます(答えつき)。
その場で作るコースで使う(復習の日程を自動で作る)
① どちらのコースにしますか?
② コースの長さは?
③ 先生が使いますか? おうちで使いますか?
④ この順番で、1回に1枚ずつ使ってください























