小6震災復興の願いを実現する政治(小6社会)のプリント

小6 社会(小学6年生) / 5月・6月ごろに習います

大きな災害のあと、町はどうつくり直されるのか。復旧と復興のちがい、市・県・国・ボランティアの役わり、自衛隊の災害派遣、ふだんの防災を学びます。単元テストでは復興計画ができるまでの流れ図や、仮設住宅に住む人の数のグラフ(例)を読みます。むずかしい1枚・テスト・一問一答つき。

教科書では日本文教出版「わたしたちの願いと政治のはたらき」教育出版「わたしたちの暮らしを支える政治」東京書籍「震災復興の願いを実現する政治」

震災復興の願いを実現する政治のまとめ

  1. 東京書籍では「震災復興の願いを実現する政治」で学びます(教科書によって取り上げる例が異なります)。大きな災害のあと、こわれた町を前より災害に強い町につくり直すことを復興といい、元どおりに直すことを復旧といいます。
  2. 災害のときは、市がひなん所を開き、県が自衛隊などに助けをたのみ、国が復興のための予算を決めます。ボランティアも、かたづけや炊き出しなどを手伝います。
  3. 復興の計画は、住民の意見を聞いて市役所が案をつくり、市議会で話し合って決めます。復興に使うお金のもとは税金で、国や県の補助金も使われます。ふだんの防災の取り組みも大切です。

例1

大きな災害のあと、こわれた町を前より災害に強い町につくり直すことを何といいますか。

  1. 災害の直後に、元に近い状態に直すことを復旧といいます。
  2. その先で、前よりよい町をつくっていく取り組みです。

答え 復興

例2

大きな災害のとき、自衛隊に出動をたのむのはだれですか。

  1. 市だけでは足りないとき、県がより大きな力にたのみます。
  2. 都道府県の知事が、自衛隊に災害派遣をたのみます。

答え 都道府県の知事

例3

復興の計画は、だれが案をつくり、どこで決めますか。

  1. 計画は、住民の意見を聞いて市役所がつくります。
  2. 予算とあわせて、市議会で話し合って決めます。

答え 市役所が案をつくり、市議会で話し合って決める。

先生へのメモ

ハザードマップでひなん場所を家族で確かめる活動とあわせると、言葉が生活と結びつきます。

震災復興の願いを実現する政治のプリント(24枚)

はじめて使うなら 震災復興の願いを実現する政治 きほん その1 から。見本を押すと、その場で大きな見本と印刷ボタンが開きます。

「れい」で考え方を確かめてから、1問ずつ取り組みます。(答えつき)

震災復興の願いを実現する政治 きほん その1の見本
その1NEW きほん

マグニチュード・ひなん・防災

PDF答えつきPDF

震災復興の願いを実現する政治 きほん その2の見本
その2NEW きほん

ハザードマップ・つなみ・災害公営住宅・復興庁

PDF答えつきPDF

震災復興の願いを実現する政治 きほん その3の見本
その3NEW きほん

防潮てい・復興・漁港・しん度

PDF答えつきPDF

震災復興の願いを実現する政治 きほん その4の見本
その4NEW きほん

自衛隊・義えん金・仮設住宅・話し合い

PDF答えつきPDF

震災復興の願いを実現する政治 きほん その5の見本
その5NEW きほん

ボランティア・復旧・びちく・7

PDF答えつきPDF

この単元について(ねらい・つまずき・教え方・運営者の見方)

この単元のねらい

大きな災害からの復興で、住民・市・県・国・ボランティアがそれぞれ何をして、願いがどう実現するかを説明できるようにします。

学ぶ内容

この単元では、大きな災害からの復興を、政治のはたらきとして学びます。東京書籍では「震災復興の願いを実現する政治」という単元名で、東日本大震災などを例にします。教科書によっては『災害からの復興』を取り上げています。選ぶ例は教科書や地域によってちがいます。 災害が起きた直後は、市がひなん所を開き、水や食料を配ります。消防や警察、自衛隊、各地のボランティアも協力します。大きな災害では、県の知事が自衛隊に出動をたのむこと(災害派遣)ができます。そのあと、こわれたものを元どおりに直す復旧が進められます。仮設住宅が建てられ、全国から義えん金や支援が寄せられます。 その先に、前より災害に強いまちをつくる復興があります。つなみから町を守る防潮堤をつくったり、住む場所を高台にうつしたりするなど、復興計画は住民の意見を聞いて市役所が案をつくり、市議会で話し合って決められます。国は復興庁をおき(2012年)、復興のための予算を決めます。復興に使うお金のもとは、国民が納める税金です。 災害の記憶を伝えるために、被害を受けたたてものを残す震災遺構もあります。ふだんから、ハザードマップの確認、水や食料の備蓄、ひなん訓練、自主防災組織の活動を進めておくことも、大切な備えです。 復興は長い時間がかかる取り組みで、住む人の願いが変わっていくこともあります。市は住民の声を聞き続けながら、計画を見直します。

災害のときにそれぞれが行うこと(例)
行うこと
市ひなん所を開き、水や食料を配る
県国や自衛隊に助けをたのむ
国予算を決めて、復興のための費用を出す
ボランティアかたづけや炊き出しを手伝う
大きな災害のとき、市・県・国・ボランティアが行うことの表です。それぞれの役わりがちがいます。

つまずきやすいところ

  • 復旧と復興を同じ意味と考えることがあります。復旧は元どおりに直すこと、復興は前より災害に強いまちにつくり直すことです。
  • 自衛隊に出動をたのむのを、市長だと考えることがあります。大きな災害では、都道府県の知事がたのみます。
  • ボランティアを、お金をもらう仕事と取りちがえることがあります。自分から進んで、お金をもらわずに手伝う人です。
  • 国・県・市の役わりが混ざることがあります。ひなん所を開くのは市、助けをたのむのは県、復興の予算を決めるのは国、と整理します。
災害の直後から復興まで
救助・ひなん所の開設→かたづけ・復旧→仮設住宅→復興計画づくり→復興のまちづくり
災害のあとの時間の流れで、復旧と復興がどこに入るかを示す流れ図です。

教え方・声かけのコツ

  • 復旧と復興を、時間の流れ(直後→数か月→数年)の表に並べて整理すると、ちがいがはっきりします。
  • 市のハザードマップを家族で開き、ひなん場所と道を確かめます。
  • 『国・県・市・ボランティア』のカードを作り、それぞれの役わりを1つずつ書く練習をします。
  • 自分たちにできる備え(備蓄、訓練、地域の活動)を1つ決めて、家族で話し合います。

運営者の見方

この単元は、復旧と復興のちがい、国・県・市・ボランティアの役わりを言葉で確かめるように作りました。市の政治のしくみ(市議会、予算、税金)は別のページ(子育て支援の願いを実現する政治)に分けたので、ここでは災害に関する言葉を中心にしています。 プリントは、きほん・ふつう・小テストを各5枚、むずかしいを1枚、むずかしいテストを2枚、個別配慮を5枚、単元テストを1回分(2枚組)用意しています。むずかしいテストと単元テストには、災害からの復興の年表やグラフを読む問題があります。 年表やグラフの数は、しくみを読むための例で、実在の市の数字ではありません。災害の名前や年は事実のみを書いています。

よくある質問

Q. 復旧と復興はどうちがいますか。
A. 復旧は元の状態にもどすこと、復興は前より災害に強い、住みやすいまちに作り直すことです。

Q. ボランティアは、だれでも参加できますか。
A. 地域の社会福祉協議会などが窓口になり、受け入れの条件や持ち物を決めています。子どもは保護者といっしょに参加する場合が多いです。

Q. どうして国も県も協力するのですか。
A. 大きな災害では、1つの市の人手やお金だけでは足りないため、みんなで協力して早く復興できるようにするからです。

教科書の単元名との対応

この単元のプリントは、次の教科書の単元で使えます(3社・3単元)。区切りは目安です。

コースで使う(復習の日程を自動で作る)

① どちらのコースにしますか?

② コースの長さは?

③ 先生が使いますか? おうちで使いますか?

④ この順番で、1回に1枚ずつ使ってください