小1のばす おん・つまる おん・ねじれる おんのプリント

小1 国語

長音(おかあさん・おとうさんなど)・促音(きって・がっこうなど)・拗音(きしゃ・きゅうしょくなど)の正しい書き方を選ぶ練習です。

この単元のねらい・つまずき(下へ)

先生へのメモ

「お段の長音」は「う」で書くことが多いですが、おおかみ・こおりなど「お」で書く言葉もあります。例外の言葉だけ特別にくり返し練習させると定着しやすいです。

プリント一覧

はじめて使うなら のばす おん・つまる おん・ねじれる おん 練習 その1 から。型ごとの違いは下のとおりです。

ことば (7枚)

個別配慮 (7枚)

この単元について(ねらい・つまずき・教え方・運営者の見方)

この単元のねらい

のばす音・つまる音・ねじれる音(長音・促音・拗音)を含む言葉を、正しい書き方で選べるようになることをねらいます。

学ぶ内容

ひらがなを一通り覚えたあとの1年生が、次につまずきやすいのが、音と文字がそのまま対応しない書き方です。学習指導要領でも、長音・拗音・促音・撥音などの表記は、1・2年生の内容に入っています。 のばす音(長音)は、「おかあさん」「おにいさん」「ゆうがた」のように、前の音と同じ段の文字(あ・い・う)を足して書きます。え段の長音は「せんせい」「とけい」のように「い」で書くものが多く、「おねえさん」は「え」で書きます。お段の長音は「おとうさん」「ぼうし」「どうぶつ」のように「う」で書くことが多い一方、「おおかみ」「こおり」「とおい」「おおきい」のように「お」で書く言葉もあります。 つまる音(促音)は「きって」「がっこう」のように小さい「っ」で、ねじれる音(拗音)は「きしゃ」「おちゃ」のように小さい「ゃ・ゅ・ょ」で書きます。「きゅうしょく」「ぎゅうにゅう」のように、ねじれる音とのばす音が1つの言葉に入っているものもあります。 このユニットでは、文の〔 〕に入る言葉の正しい書き方を、2つの選択肢(ア・イ)から選びます。「おとうさん/おとさん」「がっこう/がこう」「きしゃ/きしや」のように、のばす音や小さい字を落とした書き方や、小さく書く字を大きく書いた書き方と見比べる形です。「コップ」「ロケット」「バッタ」など、かたかなの言葉も少し入っています。

つまずきやすいところ

  • お段の長音を、耳に聞こえるまま「お」で書いてしまうことが多いです。「ほうき」「ぼうし」は、話すと「ほーき」「ぼーし」と聞こえるため、「う」が入ることが耳からは分かりにくいのです。
  • 反対に、「おおかみ」「こおり」「とおい」「おおきい」のように「お」で書く言葉に「う」を入れてしまうことがあります。「う」で書く言葉が多いと覚えた子ほど、同じ規則を当てはめがちです。
  • え段の長音を「せんせえ」「とけえ」と、聞こえたままに書くことがあります。
  • 小さい「っ」や「ゃ・ゅ・ょ」を、大きく書いたり、書き落としたりします。「きしゃ」と「きしや」は、並べてよく見ないと違いに気づきにくい組みです。

教え方・声かけのコツ

  • 選択肢の言葉を、手をたたきながら読ませます。「お・と・う・さ・ん」は5拍、「お・と・さ・ん」は4拍で、のばす音にも1拍あることが分かります。
  • 「お」で書く言葉は、数を絞って、くり返し出会わせます。1度に全部覚えさせようとせず、2、3語ずつ増やしていく進め方が負担になりにくいです。
  • つまる音は、手を1回たたくあいだ声を止めて読む(き・っ・て)と、1拍あることが体で分かります。
  • 小さい「ゃ・ゅ・ょ」は、前の文字とあわせて1拍です。「き・しゃ」は2拍、「き・し・や」は3拍になることを、手拍子で比べられます。

運営者の見方

のばす音、つまる音、ねじれる音は、話し言葉では自然に使えているのに、書くと急にむずかしくなります。このプリントの選択肢は、正しい書き方と、1か所だけ違う書き方の2つです。違いが1か所にしぼられているので、どこを見ればよいかが分かりやすく、まちがえたときも「どこが違ったか」を一緒に確かめやすい作りです。 お段の長音は「う」で書くものが多く、「お」で書くものは少数です。このプリントには「おおかみ」「こおり」「とおい」「おおきい」が出てきます。運営者は、ここだけはまとめて覚えてしまうほうが早いと考えています。例外の言葉を紙に書いて目につく所に貼っておく、といった方法も手軽です。 プリントは「ことば」の型が7枚、個別配慮の型が7枚で、合わせて14枚です。個別配慮の型は文字を大きくして問題数を減らしてあり、時間は区切りません。小さい字と大きい字の違いも、文字が大きいぶん見やすくなります。

よくある質問

Q. 「こおり」は、なぜ「こうり」ではなく「こおり」なのですか。
A. お段の長音は「う」で書くことが多いのですが、「こおり」「おおかみ」「とおい」「おおきい」など「お」で書く言葉もあります。これらは、一つひとつ覚えていくことになります。

Q. 小さい「っ」は、どう発音を確かめればよいですか。
A. 手をたたきながら「き・っ・て」と読むと、「っ」のところで間があることが分かります。小さい「っ」にも1拍分の長さがあるからです。

Q. 何年生で習う内容ですか。
A. 長音、促音、拗音の表記は、学習指導要領で1・2年生の内容に入っています。教科書によって、どの時期に出てくるかは異なります。