小5同音異義語・同訓異字のプリント
小5 中学受験 国語 / 11月・12月・1月ごろに習います
学年と「〜月ごろ」は、中学受験の塾で習う一般的な時期です(学校の授業とはちがいます)。四字熟語など、受験で問われる語彙は、学校の教科書にはほとんど出てきません。塾によって順番がちがうので、目安としてお使いください。
同じ読みで意味のちがう言葉(同音異義語)や、同じ訓の漢字(同訓異字)を、基本(文の中の読みを漢字で書く)、標準(文に合う語を記号で選ぶ)、発展(意味から書く・使いまちがいを直す)の3段で練習します。
① 文の意味から、使う漢字を決める ② 部首・熟語の意味で、使い分けを覚える ③ 同じ読みの語を、まとめて覚える
| 読み | 漢字と意味 |
|---|---|
| こうえん | 公園・講演・後援・公演 |
| いぎ | 意義・異議・異義 |
| たいしょう | 対象・対照・対称 |
| 読み | 使い分け |
|---|---|
| きく | 聞く・効く・利く |
| あつい | 暑い・熱い・厚い |
| 読み | ちがい |
|---|---|
| かいとう | 回答 / 解答 |
| きかん | 器官 / 機関 / 期間 |
この内容は「ポイント」のプリント(下の一覧)としても印刷できます。
先生へのメモ
文の意味から、あてはまる漢字を1つに決める練習です。意味を一言で言えるようにしておくと、使い分けがしやすくなります。
1枚だけでなく、忘れる前にくり返して定着させたいときは、コースが便利です。次はいつ・どのプリントを使うか、日程を自動で決めます(通常/配慮、先生用/家庭用)。
コースで使うプリント一覧
はじめて使うなら 同音異義語・同訓異字 きほん その1 から。型ごとの違いは下のとおりです。
ポイント (1枚)
きほん (10枚)
ふつう (10枚)
はってん (6枚)
小テスト (4枚)
個別配慮 (4枚)
この単元について(ねらい・つまずき・教え方・運営者の見方)
この単元のねらい
同じ読みで意味のちがう言葉(同音異義語)や、同じ訓をもつ漢字(同訓異字)を、文の意味から判断して使い分けられるようになることをねらいます。
学ぶ内容
日本語には、読みは同じでも意味や漢字がちがう言葉がたくさんあります。読みが同じで意味のちがう熟語を同音異義語、同じ訓読みを持つ漢字を使い分けるものを同訓異字といいます。たとえば「機会」と「機械」は同じ「きかい」と読みますが、「機会」はちょうどよい時、「機械」は動力で動く仕組みの道具です。同訓異字では、「はかる」に計る(時間や数)・測る(長さや深さ)・量る(重さや量)・図る(くふうして計画する)などがあり、何をはかるのかによって使い分けます。プリントには、このほか「こうえん(公園・講演・公演・後援)」「たいしょう(対象・対照・対称)」「あつい(暑い・熱い・厚い)」「おさめる(収める・納める)」など、100あまりの語が入っています。 小学校の学習指導要領解説では、5・6年の漢字の学習で、「収める」「納める」「修める」「治める」のような同じ読みの言葉に注意し、漢字のもつ意味を考えて使う習慣を身につけることが示されています。中学校では2年の国語で、類義語・対義語とならんで同音異義語の理解が内容に挙がっています。この単元では、文の中の読みを漢字で書く問題から始め、同じ読みの語の中から文に合う語を記号で選ぶ問題、意味から漢字を書く問題、使いまちがいを直す問題へと進みます。
つまずきやすいところ
- 読みだけを頼りに漢字を選ぶため、文の意味を考えず、よく見る漢字を書いてしまいます。
- 同訓異字は、漢字ごとの意味の違いがあいまいなまま覚えているので、「計る」と「測る」のように近い意味の字で迷います。
- 意味から漢字を書く問題で、意味は分かっているのに、漢字の形がうろ覚えで書けません。
- 使いまちがいを直す問題で、文のどこがおかしいのかに気づけません。読みが同じなので、声に出すと自然に聞こえてしまうためです。
- 「機会」と「機械」のように、熟語の片方の字だけが違う組では、どちらが正しいか決めきれません。
教え方・声かけのコツ
- 言葉を覚えるときは、読みだけでなく「意味を一言で言う」ことをセットにします。意味が言えると、文脈から選べるようになります。
- 同訓異字は、「何について言っているか」で分けます。はかるなら、時間は計る、長さは測る、重さは量る、と短い例文を一つずつ決めておきます。
- 使いまちがいの問題では、まず文全体の意味を口に出して確かめ、そのあと問題の語を、意味を言いかえた言葉に取りかえて読み直します。
- まちがえた語は、正しい漢字と意味を書いた「まちがい帳」に残し、数日おいてもう一度解いてみます。
運営者の見方
同音異義語と同訓異字は、漢字の知識と、言葉の意味を考える力の両方が必要な単元です。ポイントのプリントは、「同音異義語は意味で漢字を決める」「同訓異字は送りがなも手がかり」「使いまちがえやすい組は意味のちがいで覚える」の3つに分けて、読みごとの表でまとめています。きほんは、文の中の読みを漢字で書く問題だけを1枚8問にして、まず書く練習をします。ふつうは大問を2つに分け、前半は読みを漢字で書く問題、後半は同じ読みの語から文に合うものを記号で選ぶ問題で、書く力から選んで判断する力へ広げています。はってんは、意味と読みから漢字を書く問題と、使いまちがえた語を正しく直す問題の2つで、ほかの段より難しめの語も入る型です。きほんとふつうはよく出る語・ふつうの語から、はってんはふつうの語・むずかしい語から出しています。個別配慮のプリントは、文字と枠を大きくして、読みを漢字で書く問題と、語群から選ぶ問題だけにしました。小テストは時間を決めた確認用で、100点満点です。
よくある質問
Q. 同音異義語と同訓異字のちがいは何ですか。
A. 読みが同じで意味のちがう熟語を使い分けるのが同音異義語、同じ訓読みを持つ複数の漢字を使い分けるのが同訓異字です。同訓異字では、送りがなまでふくめて書きます。
Q. 何年生の内容ですか。
A. 小学校の学習指導要領解説では、5・6年の漢字の学習で、同じ読みの言葉に注意して漢字の意味を考えて使うことが示されています。ただし、語によっては漢字や読みを習う学年がちがいます。たとえば「図る」の「はかる」という読みは、文部科学省の音訓の割り振りでは中学校で学ぶ読みです。
Q. 漢字が書けなくても使えますか。
A. 個別配慮のプリントでは、語群から選ぶ問題があります。書く負担を減らして、意味の判断に集中できます。


































