小5日本の地方別の特色のプリント
小5 中学受験 社会 / 7月・8月ごろに習います
学年と「〜月ごろ」は、中学受験の塾で習う一般的な時期です(学校の授業とはちがいます)。統計の数は、出典と年を図の下に書いています。塾によって順番がちがうので、目安としてお使いください。
日本を8つの地方(北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州)に分け、地形・気候・産業・都市の特色を整理する。基本では地方と特色の結びつきを、標準では都道府県・平野・産業の当てはめを、発展ではなぜその産業が盛んかの理由を考える。
① 8つの地方と、それぞれの県を言える ② 平野・川・山地を地方ごとにとらえる ③ 気候と産業をむすびつけて理由を言える
この内容は「ポイント」のプリント(下の一覧)としても印刷できます。
先生へのメモ
地方ごとに「地形(山・平野・川)」「気候(あたたかい・すずしい・雨が少ない)」「産業」を1セットにして覚えると、理由が説明できるようになります。たとえば「高知平野の促成栽培」は「冬でもあたたかい」とセットです。白地図に県名と平野を書きこみ、声に出して確かめると定着します。沖縄県は九州地方に入れて考えます。
1枚だけでなく、忘れる前にくり返して定着させたいときは、コースが便利です。次はいつ・どのプリントを使うか、日程を自動で決めます(通常/配慮、先生用/家庭用)。
コースで使うプリント一覧
はじめて使うなら 日本の地方別の特色 きほん その1 から。型ごとの違いは下のとおりです。
ポイント (1枚)
きほん (10枚)
ふつう (10枚)
はってん (6枚)
小テスト (4枚)
個別配慮 (4枚)
この単元について(ねらい・つまずき・教え方・運営者の見方)
この単元のねらい
日本の8つの地方について、地形・気候・産業・都市の特色を結びつけて整理し、理由を説明できるようにします。
学ぶ内容
日本を8つの地方(北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州)に分けて、それぞれの特色をつかむ単元です。この単元では、沖縄県は九州地方に入れて考えます。地方ごとに、「地形(山・平野・川)」「気候(あたたかい・すずしい・雨が少ない)」「産業」を1セットにして見ると、理由が説明しやすくなります。たとえば高知平野や宮崎平野では、冬でもあたたかい気候を生かして、野菜を早い時期に育てて出荷する促成栽培が行われています。反対に、長野県の野辺山高原では、夏でもすずしい気候を生かしてレタスなどの高原野菜をつくっています。 北海道では、根釧台地の酪農、十勝平野の畑作、客土で土地を改良した石狩平野の米づくりなど、地域ごとにちがう農業が見られます。東北地方では、津軽平野のりんご、山形のさくらんぼ、雪どけ水を生かした日本海側の平野の米づくり、リアス海岸の三陸海岸での養殖などがあります。関東地方には日本でいちばん広い関東平野があり、東京湾ぞいの京浜工業地帯や、大都市の近くで野菜や花をつくる近郊農業が見られます。都市については、県庁所在地や、関東は1都6県・四国は4県といった県の数も確かめます。 小学校では、4年で47都道府県の名称と位置を学び、5年で国土の地形や気候の特色、あたたかい地域・寒い地域などのくらしを学びます。国内をいくつかの地域に分けて特色をまとめる学習は、中学校の地理(日本の諸地域)で本格的に行います。
つまずきやすいところ
- 都道府県名と地方の組み合わせがあいまいで、県の位置から地方を答えられません。特に中国地方と四国地方、近畿地方と中部地方の境で取りちがえます。
- 「中国地方」を、外国の中国と取りちがえます。日本の地方名であることを、最初に確かめるとよいです。
- 産業の名前だけを覚えて、なぜその地方でさかんなのかを説明できません。
- 促成栽培(冬でもあたたかい)と高原野菜(夏でもすずしい)のように、気候を生かす向きが反対のものを混同します。
- 沖縄県がどの地方に入るのか、忘れやすいです。
教え方・声かけのコツ
- 白地図に県名と平野を書きこみ、声に出して確かめると定着します。紙に書くだけでなく、口に出すことで記憶が助けられます。
- 地方ごとに、「地形・気候・産業」の3つを1行ずつ書くカードを作ります。
- 「なぜ?」と聞く習慣をつけ、「冬でもあたたかいから」のように、理由をセットで答えさせます。
- 地方の境目の県は、隣の地方との位置関係で覚えるようにします。
運営者の見方
この単元は、8つの地方の地形・気候・産業を、短い問題で何度も確かめる作りです。きほんの10枚は1枚6問で、県庁所在地や地方の県の数の穴うめ、1つの文の○×、項目がどの地方のものかを選ぶ分類の問題です。ふつうの10枚は、短い問題1問と、標準の問題2問の組です。標準は、3つの文の正誤の組み合わせ、4つの文からまちがっているものを選ぶ問題、3つの項目を3つの地方に当てはめる問題、都市を北にある順にならべる問題です。はってんの6枚は、4つの文の正誤の組み合わせと、理由を30〜50字で書く(または正しい理由を選ぶ)問題の組です。理由の題材は、高知平野・宮崎平野の促成栽培、野辺山高原の高原野菜、香川県のため池、根釧台地の酪農、瀬戸内の雨の少なさ、東北の日本海側の米づくりで、書く問題の答えには採点の2つの要素を示しています。ポイントの1枚は、気候を生かした野菜づくりと、雨が少ない瀬戸内の2つの例です。小テストの4枚は短い問題2問と標準1問で100点満点です。個別配慮の4枚は、文字と枠を大きくして、穴うめと文の○×だけを1枚2問にしています。
よくある質問
Q. 沖縄県はどの地方に入りますか。
A. 8つの地方の区分では、九州地方に入れて考えます。この単元でも、九州地方は沖縄県をふくめて8県としています。
Q. 8つの地方は、どの学年で習いますか。
A. 47都道府県の名称と位置は小学4年で学び、5年では国土の地形や気候、産業がさかんな地域を学びます。地方ごとに特色をまとめる学習は、中学校の地理で本格的に行います。受験の社会では、小学5年ごろにまとめて学ぶことが多い内容です。
Q. 地方の特色は、どう覚えると忘れにくいですか。
A. 地形・気候・産業を1セットにして、理由とあわせて覚えます。たとえば、冬でもあたたかい高知平野で促成栽培が行われる、というように、つながりを言葉にします。


































