小5複合語のプリント

小5 国語

二つの言葉が合わさってできた言葉(複合語)を作る練習です。

この単元のねらい・つまずき(下へ)

先生へのメモ

「雨+かさ→雨がさ」のように、つなげたときの音の変化(にごる・のびる)に気づかせましょう。

プリント一覧

はじめて使うなら 複合語 練習 その1 から。型ごとの違いは下のとおりです。

ことば (7枚)

個別配慮 (7枚)

この単元について(ねらい・つまずき・教え方・運営者の見方)

この単元のねらい

二つの言葉が合わさってできた言葉(複合語)の作り方と、つなげたときに音や形が変わることに気づけるようにします。

学ぶ内容

複合語は、二つ以上の言葉が合わさって、一つの新しい言葉になったものです。「雨」と「かさ」で「雨がさ」、「青い」と「空」で「青空」のように、身の回りにたくさんあります。学習指導要領では5・6年生の「語句の構成や変化」の内容に入っており、言葉が組み合わさってできる仕組みとして学びます。 この単元の注目点は、言葉をつなげたときに、音が変わることがあるという点です。たとえば「雨」と「かさ」を合わせると、「かさ」が「がさ」とにごります(このとき「あめ」も「あま」に変わり、「あまがさ」と読みます)。「手」と「紙」で「手紙(てがみ)」、「花」と「火」で「花火(はなび)」、「青い」と「空」で「青空(あおぞら)」も、後ろの言葉の最初の音がにごる例です。 また、「雨」と「雲」で「雨雲(あまぐも)」、「風」と「車」で「風車(かざぐるま)」のように、前の言葉の終わりの音が変わるものや、「帰る」と「道」で「帰り道」のように、前の言葉の形が変わるものもあります。 プリントでは、二つの言葉を合わせたらどんな言葉になるかを考え、音の変化に気づきながら、ア〜ウ(エ)の中から合うものを選びます。

つまずきやすいところ

  • 二つの言葉をただ並べて読んでしまい、にごる音に気づきません。「かさ」をそのまま「かさ」と読んで、「雨がさ」の形にならないことがあります。
  • にごる場合とにごらない場合の区別がつきません。にごるものが多い一方で、にごらないものもあり、規則だけでは決まらない点が混乱のもとです。
  • 漢字で書いた複合語の読みで迷います。「花火」を「はなひ」と読んでしまう、といった例です。
  • 二つの言葉のもとの意味を忘れてしまい、できた言葉の意味を取りちがえます。

教え方・声かけのコツ

  • 合わせる前と後の言葉を、声に出して両方言わせます。耳で聞くと、音の変化に気づきやすくなります。
  • にごる例を見つけたら、「ほかにもあるかな」と身の回りの言葉を探させると、規則ではなく用例として覚えられます。
  • 複合語を二つの言葉に分ける練習もすると、できた言葉の意味と成り立ちがつながります。
  • 選んだ答えを、もう一度文に入れて読み、おかしくないか確かめさせてください。

運営者の見方

運営者は、複合語を「用語を覚える単元」ではなく、「音の変化に気づく単元」として作りました。そのため、ア〜ウ(エ)から選ぶ形にして、まず形を見つけることを練習にしています。読み方の変化は、規則を暗記するより、声に出して確かめるほうが気づきやすいと考えたためです。 プリントは「ことば」と「個別配慮」の2つの型で、それぞれ7枚、合わせて14枚です。「ことば」は文を読み、〔 〕に合うものを選んでから、もう一度文を読んで意味が通るか確かめる流れです。「個別配慮」は文字を大きくし、問題数を減らしています。時間は区切りません。 にごる、前の言葉の音が変わるといった音の変化は、書かれた文字だけでは見えにくく、苦手に感じやすい内容です。配慮の型は、文字が小さいと負担になるお子さんが、落ち着いて言葉の形を見比べられるように作りました。 確かめたいのは点数より、お子さん自身が「この言葉は、二つの言葉が合わさっている」と気づけるかどうかです。日常の言葉を見て、気づいたことを話してくれるようになれば、身についてきたしるしです。

よくある質問

Q. 複合語は何年生で習いますか?
A. 学習指導要領では5・6年生の内容で、5年生の教科書で扱われることが多いです。ただし教科書によって異なります。

Q. 「にごる」ルールは決まっているのですか?
A. にごるものが多いですが、すべてがそうなるわけではありません。規則として覚えるより、いろいろな言葉を声に出して、慣れていくほうが身につきます。

Q. 国語辞典で調べると役に立ちますか?
A. よく使われる複合語の多くは、辞典の見出しに一つの言葉として載っています。気になる言葉を調べて、もとの二つの言葉を確かめると、成り立ちの理解が深まります。