小5和語・漢語・外来語のプリント
小5 国語
和語・漢語・外来語を、表を読んで見分け、場面や相手に合わせて言いかえる「むずかしい」です。同じ意味でも言葉の感じがちがうこと、まちがった決めつけ(カタカナなら外来語)を直す考え方を学びます。
先生へのメモ
「カタカナで書く言葉は外来語」のような決めつけをほぐす単元です。理科で習う生き物の名前(メダカなど)のように、身近な例で確かめさせましょう。
1枚だけでなく、忘れる前にくり返して定着させたいときは、コースが便利です。次はいつ・どのプリントを使うか、日程を自動で決めます(通常/配慮、先生用/家庭用)。
コースで使うプリント一覧
はじめて使うなら 和語・漢語・外来語 練習 その1 から。型ごとの違いは下のとおりです。
ことば (7枚)
個別配慮 (7枚)
むずかしい (4枚)
この単元について(ねらい・つまずき・教え方・運営者の見方)
この単元のねらい
和語・漢語・外来語の違いを表で読んで見分け、場面や相手に合わせて言いかえられるようにします。
学ぶ内容
日本語の言葉は、成り立ちによって、和語・漢語・外来語に分けられます(これらを組み合わせた言葉もあります)。和語は、もともと日本にあった言葉で、「やま」「はやい」のようにひらがなや漢字の訓読みで表すことが多いです。漢語は、漢字の音読みで読む言葉で、「学校」「勉強」のような熟語が多く、もとは中国から伝わったものです。外来語は、おもに中国以外の外国から入ってきた言葉で、「ノート」「スポーツ」のように、ふつうカタカナで書きます。 同じ意味でも、使う言葉によって、感じがちがいます。たとえば「やめる」(和語)、「中止する」(漢語)、「ストップする」(外来語)のように、やわらかい、かたい、新しい感じなど、印象が変わります。場面や相手に合わせて、どの言葉を選ぶかを考えるのが、この単元の中心です。 もう一つのねらいは、「カタカナで書く言葉は、すべて外来語」という決めつけをほぐすことです。生き物の名前や、鳴き声を表す言葉などは、カタカナで書いても外来語とは限りません。 プリントでは、表を読んで3つに見分ける練習のほか、言いかえの問題も取り上げます。
つまずきやすいところ
- 「カタカナで書く言葉は外来語」と決めつけてしまいます。メダカのように、カタカナで書いても外来語ではない例があり、確かめる習慣が必要です。
- 漢語と和語の区別がつかず、音読みか訓読みかだけで判断しようとします。熟語になっているか、ふだんの言葉かも手がかりになります。
- 言いかえの問題で、意味は合っていても、場面に合わない言葉を選んでしまいます。友だちに話すときと、先生に話すときで、言葉の感じが変わることに気づきにくいためです。
- 外来語を、外国語そのものと混ぜてしまいます。日本語として使われている言葉かどうかを、見分ける必要があります。
教え方・声かけのコツ
- 身近な言葉を一つ選び、3つの言い方に言いかえて、感じがどうちがうか話し合ってみてください。
- 理科で習う生き物の名前(メダカなど)のように、カタカナだけれど外来語ではない例を、身近なところから探させると、決めつけに気づけます。
- 同じ意味で言い方がちがう言葉を、表に整理させると、見分けるときの手がかりになります。
- 言いかえた言葉を、実際の場面で使ってみて、ふさわしいか考えさせます。
運営者の見方
運営者は、和語・漢語・外来語の分類を「覚える」より、「表を読んで確かめる」単元として作りました。「カタカナで書く言葉は外来語」といった決めつけをほぐすことを、一つのねらいにしています。理科の生き物の名前のような身近な例を使うと、決めつけが外れる体験をしやすいと考えたためです。 プリントは3つの型です。「ことば」は7枚で、文を読んでア〜ウ(エ)から合うものを選び、選んだらもう一度文を読んで意味が通るかを確かめます。「個別配慮」も7枚で、文字を大きくし、問題数を減らしました。時間は区切りません。「むずかしい」は4枚で、図で読む、見つける、まちがいを直す、考えて書く、を混ぜた型です。 選ぶ型で分類に慣れてから、まちがい直しと書きかえで、場面に合う言葉を自分で選ぶ型へ進めるようにしています。同じ意味でも言葉の感じがちがう、という気づきは、選ぶだけでは確かめにくく、書く作業を入れたほうが定着すると考えたからです。 配慮の型は、分類のしくみを、少ない問題で確かめたいお子さんが使えます。
よくある質問
Q. 和語・漢語・外来語は、何年生で習いますか?
A. 学習指導要領では5・6年生の内容(語句の由来)で、5年生の教科書で扱われることが多いですが、教科書によって異なります。
Q. カタカナで書いてある言葉は、全部外来語ですか?
A. いいえ。生き物の名前や鳴き声など、カタカナで書いても外来語ではないものがあります。表で確かめる習慣をつけると、見分けやすくなります。
Q. 言いかえは、どれが正解ですか?
A. 意味が合うことに加えて、場面や相手に合っているかが大切です。友だちと話す場面なのか、改まった場面なのかを考えてみてください。

















