小5漢字の成り立ちのプリント

小5 国語

漢字が「象形・指事・会意・形声」のどれでできたかを見分ける練習です。

この単元のねらい・つまずき(下へ)

先生へのメモ

ものの形からできた漢字(象形)から順に、絵のように説明させると理解しやすくなります。

プリント一覧

はじめて使うなら 漢字の成り立ち 練習 その1 から。型ごとの違いは下のとおりです。

ことば (9枚)

個別配慮 (9枚)

この単元について(ねらい・つまずき・教え方・運営者の見方)

この単元のねらい

漢字が「象形・指事・会意・形声」のどのしくみでできたかを知り、漢字の意味や形を理解する手がかりにします。

学ぶ内容

漢字は、できかたによっていくつかに分けられます。この単元では、4つの成り立ちを学びます。 象形は、ものの形をかたどった漢字です。「日」「山」「木」などがこれに当たります。指事は、形で表せないことがらを、印や点で示した漢字で、「上」「下」「本」などです。会意は、二つ以上の漢字を組み合わせて、新しい意味を表す漢字で、「休」は人が木のそばで休む様子、「林」は木を二つならべた形です。形声は、意味を表す部分と読み方を表す部分を組み合わせた漢字で、「河」は「氵(さんずい)」が水に関係することを、「可」が「カ」という読み方を表します。 学習指導要領では5・6年生で「仮名及び漢字の由来、特質」を理解することになっており、漢字の成り立ちは5年生の教科書で扱われることが多い内容です。3・4年生で学んだ「へん」や「つくり」の知識の上に立って、漢字がもつ意味や部首の働きを考える土台になります。漢字を部品のまとまりとして捉え直すことで、新しく習う漢字を覚えるときにも、部品に分けて考えられるようになります。 プリントでは、ある漢字がどの成り立ちかを見分ける問題を、ア〜ウ(エ)から選ぶ形で練習します。

つまずきやすいところ

  • 会意と形声の区別がむずかしいです。どちらも二つの部分の組み合わせでできていて、片方が読み方を表しているかどうかを見分ける必要があるためです。
  • 指事と象形を取りちがえます。「上」や「下」のように、形のないものを表す漢字は、絵として説明できないことに気づきにくいです。
  • 漢字の形が変わっていて、もとの形が見えにくいものがあります。「山」「日」は分かっても、「川」「雨」などで迷う場合があります。
  • 部首を「意味を表す部分」と捉えられず、ただ形として見てしまいます。

教え方・声かけのコツ

  • 象形から順に取り組み、「これは何の形かな」と、絵のように説明させると理解しやすくなります。
  • 会意の漢字は、「人+木で休む」のように、部品の意味を言葉にしてつなげて説明させます。
  • 形声の漢字は、さんずいやごんべんなどの部首が意味を表すことを確かめさせると、成り立ちが見分けやすくなります。
  • 新しく習う漢字を見たときに、「この漢字はどの成り立ちだろう」と考えさせると、漢字を覚える助けになります。

運営者の見方

運営者は、漢字の成り立ちを「用語の暗記」ではなく、「絵に近い漢字から、部品を組み合わせた漢字へ順に見ていく」流れで理解してほしいと考え、象形から順に取り組むよう案内しています。ものの形からできた漢字を絵のように説明させることで、成り立ちの区別が、見た目で分かるようになると考えました。 プリントは「ことば」と「個別配慮」の2つの型で、それぞれ9枚、合わせて18枚です。4つの成り立ちを見分ける単元なので、ほかのことばの単元(1型7枚)より少し多くしています。「ことば」では、文を読んで答えをア〜ウ(エ)から選び、選んだらもう一度確かめます。「個別配慮」は、文字を大きくし、問題数を減らしました。時間は区切りません。 配慮の型は、同じ成り立ちの区別を、少ない問題で落ち着いて練習したいお子さん向けです。 会意と形声の区別は特に迷いやすいので、まちがえた漢字は、部品に分けて意味を説明するところまで戻って確かめてください。

よくある質問

Q. 漢字の成り立ちは、何年生で習いますか?
A. 5年生の国語で扱われることが多いです。教科書によって取り上げる漢字や順序は異なります。

Q. 4つの成り立ちを、全部覚える必要がありますか?
A. 言葉として覚えるより、「形をかたどった」「印で示した」「意味を合わせた」「意味と読みを組み合わせた」という違いが分かることが大切です。

Q. 「会意」と「形声」の見分け方はありますか?
A. 二つの部分のうち、片方が読み方を表しているなら形声、両方が意味を表して新しい意味になるなら会意、と考えると整理しやすくなります。