小6文と文のつながりのプリント
小6 国語
つなぎ言葉(接続語)の働き、指示語(こそあど言葉)がさす内容、文章のまとまり(はじめ・中・終わり)を、短い文章で考える「むずかしい」です。まちがい直し、文の並べかえ、理由を書く問題を通して、文のつながりを読む力をつけます。
先生へのメモ
「だから」「しかし」を入れかえたときに意味がどう変わるかを声に出して比べさせると、前後の関係が分かりやすくなります。
プリント一覧
この単元について(ねらい・つまずき・教え方・運営者の見方)
この単元のねらい
つなぎ言葉(接続語)の働き、指示語(こそあど言葉)がさす内容、文章のまとまりを、短い文章で考え、文と文のつながりを読む力をつけます。
学ぶ内容
文章は、一つ一つの文がつながって、意味のまとまりを作っています。そのつながりを読み取る手がかりが、つなぎ言葉と、指示語、文章のまとまりです。 つなぎ言葉(接続語)は、前の文と後ろの文の関係を示します。「だから」は前の文が理由になる関係、「しかし」は前の文と反対のことや、予想とちがうことが続く関係、「また」「さらに」は付け加える関係を表します。どのつなぎ言葉を使うかで、文章の意味が変わります。 指示語(こそあど言葉)は、「これ」「それ」「その」のように、物事をさし示す言葉です。文章の中では前に出てきたことをさすことが多く、何をさしているかは、前の文から探して確かめます。 文章のまとまりは、はじめ・中・終わりのように、役割ごとに文章を分けて読む考え方です。 このプリントは、短い文章を読んで、つなぎ言葉の間違いを直したり、文を並べかえたり、理由を書いたりします。
つまずきやすいところ
- つなぎ言葉の働きが似ていて混ざります。「だから」と「しかし」を取りちがえるのは、前後の文の関係(理由か、反対か)を考えていないためです。
- 指示語がさすものを、すぐ前の言葉と決めてしまいます。実際は、前の文全体や、少し前の内容をさすことがあります。
- 文の並べかえで、つなぎ言葉や指示語の手がかりを見落とします。ひとつの文だけを見て並べて、全体のつながりを確かめないためです。
- 理由を書く問題で、「なぜなら」の形で書けず、感想で終わってしまいます。
教え方・声かけのコツ
- 「だから」「しかし」をわざと入れかえて読み、意味がどう変わるかを声に出して比べさせます。
- 指示語は、そこにさしている言葉を入れかえて読ませ、意味が通るかで確かめます。
- 文の並べかえは、最初の文を決めて、次に来る文を指示語やつなぎ言葉から探させるとやりやすくなります。
- 理由を書く問題では、「なぜなら〜からです」の形を使って書き出させると、理由の文になりやすくなります。
運営者の見方
運営者は、文と文のつながりを「知識として覚える」より、「入れかえて読み比べて確かめる」ほうが、頭に残ると考えて、この単元を作りました。そのため、プリントは4枚すべて「むずかしい」の型にして、文の仕組みを図で読む、見つける、まちがいを直す、考えて書く、を混ぜています。 つなぎ言葉と指示語と文章のまとまりを、3つとも取り上げているのは、この3つが、文章を読むときに前後の関係を追う手がかりとして、つながっているためです。指示語を手がかりにして文を並べかえ、つなぎ言葉の間違いを直す、という作業を一枚の中で行うことで、手がかりを組み合わせて読む経験ができるようにしています。 理由を書く問題は、選ぶだけの練習では確かめにくい、「自分の言葉でつなげる」力を見るために入れました。短い文章なので、一枚あたりの負担が大きくなりすぎないようにしています。 1日1枚ずつ、答え合わせで入れかえて読み比べる時間をとると、4枚をじっくり使えます。
よくある質問
Q. つなぎ言葉は、何年生で習いますか?
A. 学習指導要領では、指示語やつなぎ言葉の役割は3・4年生の内容で、5・6年生では文と文とのつながりや文章の構成を考える学習に広がります。何年生でどう取り上げるかは、教科書によって異なります。
Q. 指示語がさすものが分かりません。
A. 指示語のところに、前の文の言葉を入れかえて読んでみましょう。意味が通れば、そこが答えです。
Q. 「はじめ・中・終わり」は、どう使うのですか?
A. 文章をまとまりごとに分けて、それぞれの役割を考えるときに使います。何が書いてあるかを一言でまとめると、全体が見えやすくなります。



