小6長い文の組み立てのプリント

小6 国語

主語と述語の組がいくつもある長い文を、矢印の図で読む「むずかしい」です。主語と述語を含むくわしくする部分、組の数の数え方、長すぎる文の分け方、2つの文を1つにまとめる書き方を考えます。

この単元のねらい・つまずき(下へ)

先生へのメモ

長い文は、まず述語を探して主語と述語の組に分けると読みやすくなります。自分の文章が長くなりすぎたときの直し方としても使えます。

プリント一覧

この単元について(ねらい・つまずき・教え方・運営者の見方)

この単元のねらい

主語と述語の組がいくつもある長い文を、図で読み取り、読みやすく書き直せるようにします。

学ぶ内容

文が長くなると、一つの文の中に主語と述語の組が複数入ってきます。たとえば、「私が昨日買った本は、友達が前から読みたがっていた物語です」という文には、「私が―買った」「友達が―読みたがっていた」「本は―物語です」の三つの組があります。このうち、文全体の骨組みは「本は―物語です」で、「私が昨日買った」は「本」を、「友達が前から読みたがっていた」は「物語」をくわしくする部分の中に入っている組です。 この単元では、矢印の図で長い文の組み立てを読み、主語と述語を含むくわしくする部分を見つけます。そして、組の数の数え方、主語と述語が合っていない文の直し方、長すぎる文の分け方、二つの文を一つにまとめる書き方を考えます。プリントでは「複文」のような中学校の用語は使わず、「くわしくする部分」「主語と述語の組」という言い方で説明しています。

つまずきやすいところ

  • くわしくする部分の中にある述語を、文全体の述語と取りちがえます。「買った」と「物語です」のどちらが文全体の述語かが、分からなくなります。
  • 主語と述語の組を数えるとき、文全体の組だけを数えて、くわしくする部分の中にある組を見落とします。
  • 「わたしのゆめは、医者になって、人を助けたい」のように、主語と述語が合っていない文に気づきません。文の初めの「ゆめは」と終わりの「助けたい」だけをつないで読むと、ずれが見えてきます。
  • 長い文を分けるとき、切る場所がずれて、意味が通らなくなります。切ったあとに、主語や「それでも」のようなつなぎの言葉を補う必要があります。

教え方・声かけのコツ

  • まず述語を全部探して印をつけ、そのあとで、それぞれの主語を探す順で考えます。
  • 矢印の図で、どの言葉がどの言葉をくわしくしているかを確かめてから、組を数えます。
  • 自分が書いた長い文を、声に出して読んでみます。息が続かないところが、分け目の候補になります。
  • 分けた文を並べて読み、意味が元の文とずれていないかを確かめます。

運営者の見方

長い文の組み立ては、「むずかしい」だけの単元で、合計4枚です。矢印の図で、長い文の中のつながりを目で見て追えるようにしています。頭の中だけで追うと、くわしくする部分に入っている述語を見落としやすいからです。 文法の基本を学んだあとに取り組む位置づけで、主語と述語を見つけられることが前提です。組の数え方に自信がないときは、6年生の「文の組み立て」で、組の数を選ぶ問題から始めると取り組みやすくなります。 読むだけでなく、長すぎる文を分けたり、二つの文を「くわしくする部分にする」「『、』でならべる」「『ので』でつなぐ」の三つの方法で一つにまとめたりする、書く方向の問題もあります。自分の作文が長くなりすぎたときの直し方としても使えます。

よくある質問

Q. 主語と述語の組は、どう数えればよいですか。
A. まず述語になっている言葉を全部探し、それぞれに合う主語を探します。くわしくする部分の中にも、組が入っていることがあります。

Q. 長い文は、悪い文ですか。
A. 長いこと自体が悪いわけではありません。ただ、長くなるほど読み手が意味を取りにくくなり、主語と述語がずれることも増えます。分けたほうが分かりやすい場合があるので、その判断をする練習になります。

Q. 何年生の内容ですか。
A. このプリントは6年生向けで、「むずかしい」に分類しています。学習指導要領では、5・6年生で文の中での語句の係り方や語順を学ぶことになっています。主語と述語の基本を学んだあとに取り組んでください。