年少〜年長カタカナ れんしゅうのプリント
年少〜年長 就学前
カタカナ46字を、五十音順に 4字ずつ。うすい字を なぞってから 自分で書く 練習です。
先生へのメモ
ひらがなに なれてから 始めます。「シ」と「ツ」、「ソ」と「ン」など 形が似ている字は、見本を指さして 区別します。
プリント一覧
この単元について(ねらい・つまずき・教え方・運営者の見方)
この単元のねらい
カタカナ46字を、うすい字をなぞってから自分で書く練習を通して、字の形に親しむことをねらいます。
学ぶ内容
カタカナは、外来語や擬声語・擬態語、外国の地名や人名などを書き表すときに使う文字です。小学校では、1年生でひらがなとあわせてカタカナの読み書きを学び、カタカナで書くことばの種類も知っていきます。このプリントでは、カタカナ46字(「ア」から「ン」まで、「ヲ」をふくむ)を五十音順に4字ずつの組に分け、全部で12枚にしています。1字ごとに、見本の字と「アイス」「インク」のようなことばの例があり(「ヤ」「ヲ」「ン」はことばの例なし)、その右に、うすい字のマスが1つと、自分で書くマスが3つ並んでいます。46字は4で割り切れないので、12枚めは「ヲ」「ン」のあとに「ア」「イ」がもう一度出てきます。幼稚園教育要領では、日常生活の中で簡単な標識や文字などに関心をもつことや、文字などで伝える楽しさを味わうことがねらいや内容に挙げられています。このプリントも、きれいに書くことより、字の形に親しむことを中心に使えます。ひらがなに慣れてから始める作りなので、ひらがなをひと通り書いたあとの次の一歩として使えます。
つまずきやすいところ
- 「シ」と「ツ」、「ソ」と「ン」は形がよく似ていて、書くときも読むときも取り違えやすい字です。点の並び方と、最後の線の向きがちがうだけなので、見分けるのに時間がかかることがあります。
- 「ス」「メ」「ヌ」「ナ」など、線が交わったり斜めに引いたりする字は、始める位置や線の向きが定まりにくいことがあります。
- 「ヘ」と「へ」、「カ」と「か」、「リ」と「り」のように、ひらがなと形が近い字があり、どちらの文字か混ざってしまうことがあります。
- 「ー」(のばす音)が入ることばの例(「ウール」「ケーキ」など)では、のばす記号まで1つの字だと思ってしまうことがあります。
教え方・声かけのコツ
- 形の似た字は、見本の字を大人が指さしながら「ここは上から下」「ここは下から上」と、線の向きを言葉にして伝えると区別しやすくなります。
- なぞる前に、指で空中や机の上に大きく字を書かせてみると、動きのイメージがつかめます。
- ことばの例を声に出して読み、身の回りの「アイス」「テレビ」などの文字を探してみると、カタカナがどんな場面で使われるかに気づくきっかけになります。
- 1日に何枚もやらせず、1枚ずつで終わりにして、「また明日」と区切ると続けやすくなります。
運営者の見方
カタカナは、ひらがなより直線的な字が多く、「シ」と「ツ」のように点や線の向きだけでちがう組がいくつかあります。運営者は、とめ・はねの細かさよりも、まずこうした形のちがいに気づいてもらうことを優先しました。1枚を4字にしたのは、一度に向き合う字の数を少なくして、1枚ごとに「できた」と区切れるようにしたかったためです。ことばの例を添えたのは、カタカナが外来語などを書く文字だということを、「アイス」「ケーキ」のような身近なことばで感じてもらうためです。五十音順なので行ごとに進められますが、順番はあくまで目安です。気になる字、似ていて間違えやすい字のある枚だけを選んで、くり返し使ってもかまいません。
よくある質問
Q. 何歳から始めればいいですか。
A. 年齢で決めるものではなく、子どもによって異なります。ひらがなを少し書けるようになり、本人がカタカナに興味を持ち始めたころが目安です。嫌がるときは無理をせず、時期をずらしてください。
Q. 「シ」と「ツ」を何度も間違えます。
A. 見分けにくい字なので、よくあることです。見本を見ながら、最後の線を下から上へ引くのか、上から下へ引くのかを声に出して確かめると、区別しやすくなります。
Q. 書き順は気にしたほうがよいですか。
A. プリントには書き順はのせていません。まずは形を覚えることを優先し、書き順は教科書や辞典で確かめながら、少しずつ身につけていけば大丈夫です。











