年少〜年長うんぴつ(せんなぞり)のプリント

年少〜年長 就学前

てんせんの うえを、●から ▶まで えんぴつで なぞります。よこ・たて・ななめ、ぎざぎざ、なみ、ぐるぐる、うずまきの 8しゅるい。1枚ごとに 線が 小さく・こまかく なります。

この単元のねらい・つまずき(下へ)

先生へのメモ

ひらがなを書く前の「運筆」の練習です。線のはばが広いものから始め、はみ出さずになぞれるようになったら、次の形に進みます。鉛筆の持ち方と、力の入れ方も一緒に見てあげてください。

プリント一覧

はじめて使うなら うんぴつ(せんなぞり) せん(よこ・たて) その1 から。型ごとの違いは下のとおりです。

せん (4枚)

ななめ (4枚)

ぎざぎざ (4枚)

かくかく (4枚)

なみ (4枚)

やま (4枚)

ぐるぐる (4枚)

うずまき (4枚)

この単元について(ねらい・つまずき・教え方・運営者の見方)

この単元のねらい

点線の上を鉛筆でなぞり、いろいろな形の線を引く練習を通して、ひらがなを書く前の鉛筆の運びに親しむことをねらいます。

学ぶ内容

運筆とは、鉛筆などの筆記具を思ったとおりに動かして線を書くことです。ひらがなを書くときは、縦、横、斜め、曲線、角など、いろいろな線を組み合わせます。このプリントは、点線の上を、みどりの●から赤い▶まで、鉛筆でなぞるものです。線の種類は、せん(よこ・たて)、ななめ、ぎざぎざ、かくかく、なみ、やま、ぐるぐる、うずまきの8種類で、各4枚、全部で32枚です。せん(よこ・たて)は横線5本と縦線7本、ななめは右下がりと右上がりが6本ずつで、この2種類は4枚とも同じ紙面です。ぎざぎざ・かくかく・なみ・やま・ぐるぐるは、1枚めの線の振れ幅がいちばん大きく、4枚めに向かって線が小さく、波の数が多くなっていきます。うずまきは1枚に4つあり、外から中へ回るものと、中から外へ回るものが2つずつです。1枚めの大きな線から始め、はみ出さずになぞれるようになったら次へ進みます。

つまずきやすいところ

  • 鉛筆を強く握りすぎたり、力が入りすぎたりして、線がぎこちなくなったり、すぐに疲れたりすることがあります。
  • ぎざぎざやかくかくのように角で向きを変えるところで、手が止まり、線がはみ出しやすくなります。
  • 3枚め・4枚めのように線が小さくなると、山や輪の間がせまくなり、細かい動きについていけずに線がつぶれることがあります。
  • ●から▶までを一気に引くのが難しく、途中で鉛筆が離れて、線が途切れることがあります。

教え方・声かけのコツ

  • 鉛筆の持ち方は、無理に直さず、持ちやすい形を大人が一緒に見てあげてください。
  • はみ出しても叱らず、「ここまでできたね」と、なぞれた部分に目を向けて声をかけてください。
  • 大きな紙にクレヨンで描いたり、砂場で枝を使ったりして、同じ形の線を大きく描く遊びも、動きを覚えるきっかけになります。
  • 疲れた様子が見えたら、1枚で切り上げてかまいません。

運営者の見方

運営者は、ひらがなの練習に入る前の準備として、線を引く経験を積める単元を用意しました。線の種類を8つに分けたのは、ひらがなに出てくる線の動き(まっすぐ、角で曲がる、丸く回るなど)を、文字から切り離して一つずつ練習できるようにするためです。紙面の説明では、「かくかく」は直角に曲がる練習で四角い字の準備、「やま」は「つ」「ん」などの丸みの準備、「ぐるぐる」は続けて回す動きの練習として位置づけています。波の形の線を4枚で少しずつ小さくしたのは、大きな動きから細かい動きへ、段階を追って進められるようにするためです。一方、せん(よこ・たて)とななめは4枚とも同じ紙面なので、同じ線を何度かくり返す練習として使えます。

よくある質問

Q. 何歳から始めればいいですか。
A. 子どもによって異なります。鉛筆やクレヨンを持って、点線をたどる遊びができるようになったころが目安です。

Q. どの線から始めればよいですか。
A. まず「せん(よこ・たて)」から始め、ななめ、ぎざぎざ、かくかく、なみ、やま、ぐるぐる、うずまきの順に進める流れを想定しています。苦手な線だけを何枚か選んで取り組むこともできます。

Q. 鉛筆の持ち方が心配です。
A. 持ち方の気になる点は、焦らずに一緒に見てあげてください。気になるときは、園の先生など身近な方にも相談してみてください。