小6国際社会のプリント
小6 中学受験 社会 / 11月・12月ごろに習います
学年と「〜月ごろ」は、中学受験の塾で習う一般的な時期です(学校の授業とはちがいます)。統計の数は、出典と年を図の下に書いています。塾によって順番がちがうので、目安としてお使いください。
国際連合のしくみと機関、日本の国連加盟、平和主義、国際協力、地球環境、戦後の外交と条約を整理する。基本では機関と目的、標準ではできごとと年、発展では理由を説明する。
① 国連の機関は、名前と分野をセットで覚える ② 戦後の外交は、年・相手・条約の名前をむすぶ ③ 平和主義や国際協力は、理由を言えるようにする
この内容は「ポイント」のプリント(下の一覧)としても印刷できます。
先生へのメモ
国連の機関は「名前(略称)・正式名・分野」を1組にして覚えると混ざりにくくなります。戦後の外交は、1951年の平和条約から1972年の日中共同声明まで、年表の順に「だれと何を結んだか」を言えるようにしましょう。非核三原則や国際協力は、「なぜ行うのか」をことばで説明する練習が効果的です。
1枚だけでなく、忘れる前にくり返して定着させたいときは、コースが便利です。次はいつ・どのプリントを使うか、日程を自動で決めます(通常/配慮、先生用/家庭用)。
コースで使うプリント一覧
はじめて使うなら 国際社会 きほん その1 から。型ごとの違いは下のとおりです。
ポイント (1枚)
きほん (10枚)
ふつう (10枚)
はってん (6枚)
小テスト (4枚)
個別配慮 (4枚)
この単元について(ねらい・つまずき・教え方・運営者の見方)
この単元のねらい
国際連合のしくみと機関、日本の国連加盟、平和主義、国際協力、地球環境、戦後の外交と条約を整理し、日本が国際社会の中でしていることを理由をつけて説明できるようにします。
学ぶ内容
国際連合(国連)は、第二次世界大戦のあとの1945年に、世界の平和と安全を守り、国どうしの協力をすすめるためにつくられました。本部はアメリカのニューヨークにあります。すべての加盟国が1票ずつもつ総会、アメリカ・ロシア・中国・イギリス・フランスの5つの常任理事国がきょ否権をもつ安全保障理事会、オランダのハーグにあって国どうしの争いを裁く国際司法裁判所などがあります。 分野ごとの機関は、「名前(略称)・正式名・分野」を1組にして覚えると混ざりにくくなります。たとえば、教育・科学・文化のユネスコ(国連教育科学文化機関。世界遺産の登録も行う)、子どもを助けるユニセフ(国連児童基金)、健康を守るWHO(世界保健機関)、食料と農業のFAO(国連食糧農業機関)、難民を助けるUNHCRです。 日本は1956年、日ソ共同宣言と同じ年に国連に加盟しました。平和主義の立場から、核兵器を「もたず、つくらず、もちこませず」という非核三原則をかかげています。国際協力には、政府が行うODA(政府開発援助)、民間のNGO、JICAを通じた青年海外協力隊、国連のPKO(平和維持活動)への参加があり、地球環境では、SDGs(2015年に決定、17の目標)やパリ協定、京都議定書を扱います。 戦後の外交は、1951年のサンフランシスコ平和条約と日米安全保障条約、1956年の日ソ共同宣言と国連加盟、1965年の日韓基本条約、1972年の沖縄返還と日中共同声明の順に、「だれと何を結んだか」を整理します。このほか、領海(12海里)と排他的経済水域(200海里)などの主権に関わる事がらも出てきます。
つまずきやすいところ
- 国連の機関の略称と正式名と分野がばらばらに頭に入り、混ざります。特に「世界遺産を登録するのはユネスコ」「子どもはユニセフ」の取りちがえが起きやすいところです。
- 戦後の条約や共同声明を、年と相手国の組み合わせで取りちがえます。1972年に沖縄返還と日中共同声明が重なることなど、同じ年のできごとをまとめて覚えると前後が逆になりにくくなります。
- 非核三原則の3つめを「使わず」とまちがえます。正しくは「もちこませず」です。
- 国際連合(1945年)と国際連盟(1920年)を混同します。どちらの世界大戦のあとにできたかと結びつけて区別します。
- 領海の12海里と、排他的経済水域の200海里を入れかえます。
教え方・声かけのコツ
- 国連の機関は、カードの表に略称、裏に正式名と分野を書いて、神経衰弱のようにして覚えます。
- 戦後の外交は、年表に条約や声明を書きこみ、「だれと何を結んだか」を1つずつ口で言います。
- 国際協力の理由は、「その国にとって」「日本にとって」「世界にとって」の3つの見方で考えてみます。
- 理由を書く練習では、非核三原則なら「広島・長崎に原爆が落とされた」、国連なら「二度の世界大戦の反省」のように、歴史のできごとから書き始めます。
運営者の見方
国際社会の単元は、機関名・年・条約名など、区別して覚える項目がとても多いのが特徴です。材料の事がらは42あり、それぞれに正しい文と、年や国名の一部だけを変えたまちがった文を用意しています。ポイントのプリントでは、戦後の外交の年表と、総会・安全保障理事会・国際司法裁判所のしくみを1枚にまとめました。 きほん(6問)は、年・数・名前の穴うめ、1つの文の○×、国連の機関や活動がどの分野かを選ぶ問題です。ふつうは基本1問と標準2問で、標準には3つの文の正誤の組み合わせ、まちがっている文えらび、3つの機関の分野の当てはめ、戦後の外交のできごとを古い順にならべる問題があります。 はってんは、4つの文の正誤の組み合わせと、理由の問題(30〜50字で書くか、4つから選ぶ)の2問です。理由の題材は、国連がつくられたこと、非核三原則、ODAなどの国際協力、PKO、パリ協定です。小テストは3問で100点満点です。個別配慮の版は、文字と枠を大きくして、穴うめと文の○×だけにしています。
よくある質問
Q. 国連の機関は、いくつ覚えるのですか。
A. 教科書や塾によって取り上げる機関はちがいます。紙面では、ユネスコ・ユニセフ・WHO・FAO・UNHCRと、総会・安全保障理事会・国際司法裁判所が出てきます。名前・正式名・分野の1組で覚えてください。
Q. 戦後の外交は、何を覚えればよいですか。
A. 年表の順に、だれと何を結んだかを言えるようにします。1951年の平和条約から1972年の日中共同声明までが中心で、紙面ではこのほか1960年の日米安全保障条約の改定や、1992年のPKO協力法の成立も、ならべかえに出てきます。
Q. 非核三原則は、いつ決まったものですか。
A. 1967年に、佐藤栄作首相が国の方針として表明しました。紙面でも、表明した首相の名前が穴うめや○×で出てきます。


































