小6年表と並べ替えのプリント

小6 中学受験 社会 / 8月・9月ごろに習います

学年と「〜月ごろ」は、中学受験の塾で習う一般的な時期です(学校の授業とはちがいます)。統計の数は、出典と年を図の下に書いています。塾によって順番がちがうので、目安としてお使いください。

日本の歴史の主なできごと(卑弥呼から沖縄返還まで)を使って、基本(年から世紀・時代を答える、できごとの年を答える)、標準(できごとを古い順にならべる、2つのできごとの間に起きたできごとを選ぶ)、発展(年表の空欄を完成させる、できごとのあとの変化の理由を書く)の3段で練習します。

この単元のねらい・つまずき(下へ)

まとめ年表と並べ替え年表標準

① 年から世紀・時代を考える ② 年を思い出せるできごとを目印にならべる ③ 理由は「だれが・なにを・どうしたから」で書く

例
(1)時代と年のめやす飛鳥(6世紀末〜710)・奈良(710〜794)・平安(794〜1185)鎌倉(1185〜1333)・室町(1336〜1573)安土桃山(1573〜1603)・江戸(1603〜1867)明治(1868〜1912)・大正(1912〜1926)・昭和(1926〜1989)
時代はじまりおもな年
平安794894(遣唐使停止)
鎌倉11851274(文永の役)
江戸16031853(ペリー来航)
明治18681894(日清戦争)
時代の境目は、教科書によって数年ずれることがある

この内容は「ポイント」のプリント(下の一覧)としても印刷できます。

先生へのメモ

世紀は「年の上2けた + 1」(100年ちょうどの年は前の世紀)で求めます。時代は、できごとの年から「どの時代のまん中あたりか」で見当をつけます。ならべかえは、まず年を思い出せるできごとから位置を決めると、残りがしぼれます。理由は「だれが・なにを・どうしたから」の形で書けるようにしてください。

プリント一覧

はじめて使うなら 年表と並べ替え きほん その1 から。型ごとの違いは下のとおりです。

ポイント (1枚)

きほん (10枚)

ふつう (10枚)

はってん (6枚)

小テスト (4枚)

個別配慮 (4枚)

この単元について(ねらい・つまずき・教え方・運営者の見方)

この単元のねらい

年から世紀と時代を割り出し、できごとを年表の上で正しい位置に置けるようになることをねらいます。

学ぶ内容

歴史の問題では、できごとの中身を知っていても、「いつごろか」があいまいだと答えを決められないことがあります。小学校6年の学習指導要領でも、年表などの資料で調べてまとめることが歴史の学習の技能として示されています。この単元は、その「いつ」の部分だけを取り出して練習するものです。あつかうのは、卑弥呼が魏に使いを送ったころ(239年)から沖縄が日本に返された1972年までの、およそ50のできごとです。 まず、年から世紀を求めます。百の位から上の数に1を足すのが基本で、たとえば1868年は19世紀、607年は7世紀です。1600年のように下2けたが00の年は、その前の世紀の最後の年なので、1600年は16世紀になります(ポイントのプリントにこの決まりがあります。問題で年から世紀を答えるときは、00の年は出していません)。次に、年から飛鳥時代〜昭和時代のどれにあたるかを考え、できごとの年(西暦)を答えます。標準では、4つのできごとを古い順にならべたり、2つのできごとの間に起きたできごとを選んだりします。発展では、年が書いてある年表の空欄に入るできごとを選び、元との戦いのあとの御家人の不満、開国後の物価の上がり方、日清戦争の賠償金と八幡製鉄所といった「できごとのあとの変化」の理由を書くか、正しい理由を選びます。

つまずきやすいところ

  • 世紀の求め方で1を足すのを忘れ、1868年を18世紀と答えてしまいます。「1800年代」という言い方と「19世紀」が結びついていないためです。
  • 607年や794年のように3けたの年で、「上2けた」を読もうとして60や79を出してしまいます。けた数がちがうと、どこを読むのかがあいまいになります。
  • 1600年のように下2けたが00の年を、次の世紀と答えてしまいます。00の年だけは例外になる理由(1世紀は1年から100年まで)がつかめていないためです。
  • 時代の名前は覚えていても、その時代がおよそ何年ごろかが結びついていません。年から時代を選ぶ問題で止まりやすい点です。
  • 古い順の並べかえで、4つの年を全部思い出そうとして手が止まります。

教え方・声かけのコツ

  • 世紀は「百の位から上の数+1」と決めておくと、3けたの年でも4けたの年でも同じやり方で求められます。00の年だけは、「1世紀は1年から100年まで」から考えて、別に確かめます。
  • 並べかえは、年を思い出せるできごとを先に置いて、残りをその前後に入れる順で進めます。全部の年がわからなくても、前後関係だけで決まることがよくあります。
  • 時代ごとに「はじまりのおよその年」を1枚に書き出して手元に置くと、年から時代を考える問題の手がかりになります。
  • 理由を書く問題は、「何が起きて、その結果どうなったか」の2つを入れます。答えの版には採点の目安として2つの要素が書いてあるので、自分の答えと見比べられます。

運営者の見方

この単元は、歴史の知識そのものよりも「年をものさしに使う」練習として組みました。ポイントのプリントで世紀の求め方と時代の見当のつけ方をまとめ、きほんは年から世紀・時代を答える問題とできごとの年を答える問題だけにしています。ふつうは大問を2つに分け、前半はきほんと同じ型、後半は4つのできごとの並べかえと「2つのできごとの間に起きたこと」を選ぶ問題です。間のできごとを選ぶ問題は、年で答えが1つに決まる組み合わせだけを使っています。はってんは、年表の空欄補充と、できごとのあとの変化の理由を考える問題の2つで、ほかの段より難しめの型です。個別配慮のプリントは、文字と枠を大きくして、できごとの時代と年を答える問題だけにしました。小テストは時間を決めて取り組む確認用で、100点満点です。年は教科書でずれにくいものにしぼったので、ここで出た年は、ほかの単元を学ぶときの目じるしとしても使えます。

よくある質問

Q. 世紀の計算がどうしても苦手です。
A. 年の百の位から上の数を指でかくして読み、1を足すと世紀になります(1868年なら18+1で19世紀、607年なら6+1で7世紀)。下2けたが00の年だけは、前の世紀の最後の年になります。

Q. 全部の年号を覚えないといけませんか。
A. プリントは、知っている年を手がかりにほかのできごとの位置を決める練習を重ねる作りです。すべてを一度に暗記するより、目じるしになる年を少しずつ増やしていく進め方が向いています。

Q. どのプリントから始めるのがよいですか。
A. ポイントを読んでからきほんに進み、できてきたらふつう、余裕があればはってんへ進むと無理がありません。