小6総合テーマ型(地理・歴史・公民をまたぐ)のプリント
小6 中学受験 社会 / 1月・2月ごろに習います
学年と「〜月ごろ」は、中学受験の塾で習う一般的な時期です(学校の授業とはちがいます)。統計の数は、出典と年を図の下に書いています。塾によって順番がちがうので、目安としてお使いください。
「食とお米」「物流と交通」「防災と災害」「環境とエネルギー」「観光と文化財」の5つのテーマを、地理・歴史・公民の3つの目でとらえる。基本では事実の正誤と用語、標準ではテーマと分野の分類・年表、発展では2つの分野の知識を合わせた理由の説明に取り組む。
① テーマを「地理・歴史・公民」の3つの目で見る ② 年と用語をセットで覚える ③ 理由は2つの分野の知識を合わせて書く
この内容は「ポイント」のプリント(下の一覧)としても印刷できます。
先生へのメモ
総合問題では、1つのテーマを「どこで(地理)」「いつから(歴史)」「どんなしくみで(公民)」の3方向から見ることが大切です。たとえば「防災」なら、地形や津波のしくみ(地理)、過去の大きな災害(歴史)、自助・共助・公助や法律(公民)を1本につなげます。理由を書く問題では、地理の知識だけ、歴史の知識だけで終わらせず、2つ以上の分野を合わせて答えると高い得点になります。
1枚だけでなく、忘れる前にくり返して定着させたいときは、コースが便利です。次はいつ・どのプリントを使うか、日程を自動で決めます(通常/配慮、先生用/家庭用)。
コースで使うプリント一覧
はじめて使うなら 総合テーマ型(地理・歴史・公民をまたぐ) きほん その1 から。型ごとの違いは下のとおりです。
ポイント (1枚)
きほん (10枚)
ふつう (10枚)
はってん (6枚)
小テスト (4枚)
個別配慮 (4枚)
この単元について(ねらい・つまずき・教え方・運営者の見方)
この単元のねらい
ひとつのテーマを、地理・歴史・公民の三つの見方から見て、分野をまたいで説明できるようになることをねらいます。
学ぶ内容
社会科は、地理・歴史・公民という分野に分けて学ぶことが多いのですが、実際の世の中の話題は、いくつもの分野にまたがっています。この単元では、「食とお米」「物流と交通」「防災と災害」「環境とエネルギー」「観光と文化財」の5つのテーマを取り上げ、それぞれを地理・歴史・公民の三つの目で見ていきます。たとえば防災なら、南海トラフやリアス海岸と津波は地理、関東大震災(1923年)や阪神・淡路大震災(1995年)は歴史、自助・共助・公助や災害対策基本法は公民、というように分けて整理しなおし、そのうえで一本の話につなげます。 小学校では、4年で県内の自然災害への備え、5年で食料生産や運輸・貿易、国土の自然災害や公害・森林、6年で政治と歴史を学びます。この単元は、学年をまたいで学んだ知識を組み合わせる練習です。食料自給率、物流の2024年問題、モーダルシフト、オーバーツーリズムのように、ニュースで見かける言葉も入っています。言葉がどの分野・どのテーマに入るかを分ける問題、できごとを古い順にならべる問題、2つの分野の知識を合わせて理由を説明する問題を通して、学んだ内容を横につなぐ見方を育てます。
つまずきやすいところ
- 一つのテーマを、地理だけ、歴史だけの見方で答えてしまい、他の分野の知識を持ち出す発想になりません。
- 用語を分野別に整理していないので、「西廻り航路は地理か歴史か」「公助は防災か公民か」のように、分野とテーマの2つの分け方が混ざります。
- 年の近いできごと(公害対策基本法と環境庁の発足、阪神・淡路大震災と東日本大震災など)の順番が入れかわります。
- 理由を答える問題で、知っている言葉を並べるだけになり、それらを結びつける言葉(だから、そのため)が書けません。
- 物流の2024年問題やモーダルシフトのような新しい言葉は、教科書であまり見かけないため、意味があいまいなままになりがちです。
教え方・声かけのコツ
- テーマごとに、地理・歴史・公民の三つの欄を作った表を書き、知っていることを書き入れます。ポイントのプリントの「防災と災害」の例が、そのまま表の見本になります。
- ニュースや旅行など身近な話題を一つ選び、「地理ならどう言えるか」「歴史ならどうか」と、家族で一つずつ言い合ってみます。
- 理由を書くときは、「Aなので、Bになった」のように、2つの事実を「ので」でつなぐ型を決めておきます。
- 新しい言葉は、新聞やニュースで見かけたときに、どのテーマ・どの分野に入るかを声に出して確かめます。
運営者の見方
総合テーマ型の単元は、分野別の単元をひととおり学んだあとに、知識を横につなぐために作りました。5つのテーマは、どれも地理・歴史・公民のそれぞれから語れる話題として選んでいます。ポイントのプリントは、「防災と災害」を三つの目で見た例と、「環境とエネルギー」の流れ(足尾銅山鉱毒事件から京都議定書・パリ協定まで)の2つです。きほんは、穴うめ・文の○×と、言葉が地理・歴史・公民のどれか、5つのテーマのどれかを分ける問題です。ふつうは大問を2つに分け、前半はきほんと同じ型、後半は3つの文の正誤の組み合わせ、まちがっている文さがし、3つの言葉の当てはめ、防災や環境のできごとの並べかえです。はってんは、4つの文の正誤の組み合わせと、食料自給率・西廻り航路・三陸海岸の津波・公害・京都や奈良の寺社・オーバーツーリズムのどれかについて理由を書くか選ぶ問題で、ほかの段より難しめの型です。理由を書く問題では、2つの分野の要素がそろうと満点になる採点の目安を答えの版に書いています。個別配慮のプリントは、文字と枠を大きくして穴うめと文の○×だけにしました。小テストは時間を決めた確認用です。
よくある質問
Q. いつ取り組むのがよいですか。
A. 地理・歴史・公民をひととおり学んだあとが、知識をつなげやすい時期です。単元ごとに学ぶ分野が決まっている場合は、その分野の学習が進んでから取り組んでください。
Q. 5つのテーマは全部やる必要がありますか。
A. プリントは5つのテーマの問題がまじって出る作りなので、1枚の中にいろいろなテーマが入ります。苦手なテーマがわかったら、ポイントや教科書でそのテーマを見直してから次の1枚に進むと効率的です。
Q. 理由を説明する問題はどう進めればよいですか。
A. まず一つの分野の見方で一文、別の分野の見方で一文を書き、それらを「そのため」でつなぐところから始めてみてください。


































