中1生物の分類のしかたのプリント

中1 理科 / 4月ごろに習います

観点と基準。「ノート」と「一問一答」で1単元です。

この単元のねらい・つまずき(下へ)

先生へのメモ

ノートは「今日の問い」を読んでから下線と図の□をうめさせ、最後の一問一答は赤シートで3回くり返させます。

プリント一覧

はじめて使うなら 生物の分類のしかた ノート から。型ごとの違いは下のとおりです。

ノート (1枚)

一問一答 (1枚)

この単元について(ねらい・つまずき・教え方・運営者の見方)

この単元のねらい

生物を分類するとき、どんな観点で見て、どんな基準で分けるのかという「分類のしかた」を整理します。

学ぶ内容

中学1年の理科(第2分野「いろいろな生物とその共通点」)の最初に学ぶ内容です。身のまわりには、さまざまな植物や動物がいます。それらをなかま分けするには、まず「どこに注目するか」という観点を決め、「どうなら同じなかまとするか」という基準を決める必要があります。たとえば、観点を「すみか」とすると、基準は「水中か陸上か」になります。観点を「体のつくり」とすると、「背骨があるか、ないか」が基準の一つになります。 基準をはっきり決めておけば、だれが分類しても同じ結果になります。反対に、基準があいまいだと、人によって結果が変わってしまいます。また、同じ生物でも、観点を変えれば分け方も変わります。どの観点を選ぶかは、何のために分類するかという目的によって決まります。分類した結果は、表や枝分かれの図にまとめると、共通点と相違点を比べやすくなり、初めて見る生物でも、特徴から近いなかまを予想できるようになります。この単元は、このあと学ぶ植物や動物の分類の入り口にあたります。

つまずきやすいところ

  • 「観点」と「基準」のことばの意味をはっきり区別できないことが多いです。観点は「何に注目するか」、基準は「どうなら当てはまるとするか」というものさしです。
  • 見た目の印象で分けてしまい、「大きい」「かわいい」のようなあいまいな基準を使いがちです。だれが見ても同じ結果になる基準かどうかを確かめる必要があります。
  • 一つの観点だけで分けようとして、どちらにも当てはまる例や、どちらにも当てはまらない例が出て、困ることがあります。
  • 「正しい分け方は一つしかない」と思いこみ、観点が変わると結果も変わることに納得しにくいことがあります。

教え方・声かけのコツ

  • まず身近な物(文房具など)で、観点と基準を決めて分ける練習をしてから生物に入ると、考え方がつかみやすいです。
  • 分けたあとで、「なぜそこに入れたの?」と基準をことばで説明してもらいます。説明できないときは、基準があいまいなサインです。
  • 同じものを別の観点で分け直してみると、観点が変わると結果も変わることがわかります。
  • 生物の観察を家庭でする場合は、教科書や先生の指示に従い、刺されたりかぶれたりする生物にはむやみにさわらないようにします。

運営者の見方

この単元は「ノート」と「一問一答」の2枚です。ノートの今日の問いは「生物を分類するとき、どのようなことに注目するのだろう」で、「分類する」とは何か、観点と基準、どんな観点があるか、分類するとどんなよいことがあるか、の4段で進みます。下線の空欄は13か所で、最後の「まとめ」では「観点」「基準」の2語を使って2文で答えます。暗記の量より、考え方を自分のことばで言えるかが中心の単元なので、まとめで2文を書く形にしました。 一問一答は4つの見出しに15問あり、「観点を『すみか』としたときの基準の例」や「基準がはっきりしていないと、分類の結果はどうなるか」のように、ノートで考えたことを短く確かめる問いが並びます。赤シートで答えを隠して答え、日をあけて3回くり返す使い方です。ノートで考え方を組み立て、一問一答でことばを定着させる役割分担にしています。

よくある質問

Q. 小学校で習った「分け方」と何がちがいますか。
A. 小学校3年の「身の回りの生物」では、生物の色や形、大きさなどを比べて、ちがいや共通点に気づく活動をしました。中学校では、観点と基準をはっきり決めて分類し、その結果を表や図にまとめることを学びます。

Q. 生物の分類は、決まった正しい分け方が一つだけありますか。
A. 観点を変えれば分け方も変わり、目的によって選ぶ観点もちがいます。このあとの単元では、植物は花や葉・根のつくり、動物は背骨の有無や体の表面のようすなどを観点にした分類を学びます。

Q. 一問一答を3回くり返すのはなぜですか。
A. 一度で覚えきれなくても、日をあけて思い出す機会を作ると、記憶が残りやすいと考えているからです。回数や日の空け方は、お子さんに合わせて調整してかまいません。