中1堆積岩と化石のプリント
中1 理科 / 2月ごろに習います
れき岩・砂岩・泥岩・石灰岩・チャート・凝灰岩、示相化石・示準化石。「ノート」と「一問一答」で1単元です。
先生へのメモ
ノートは「今日の問い」を読んでから下線と図の□をうめさせ、最後の一問一答は赤シートで3回くり返させます。
プリント一覧
はじめて使うなら 堆積岩と化石 ノート から。型ごとの違いは下のとおりです。
ノート (1枚)
一問一答 (1枚)
この単元について(ねらい・つまずき・教え方・運営者の見方)
この単元のねらい
流れる水や生物、火山のはたらきで積もってできた岩石(堆積岩)の種類と、化石からわかる当時の環境や時代を、ノートと一問一答で整理する単元です。
学ぶ内容
中学1年の理科(第2分野「大地の成り立ちと変化」)で、地層をつくる岩石と、地層にふくまれる化石を扱う単元です。小学6年でれき岩・砂岩・泥岩を習っていて、中学ではそこに石灰岩・チャート・凝灰岩が加わります。 れき・砂・泥が押し固められてできた岩石は、粒の大きい順にれき岩・砂岩・泥岩です。粒は流れる水に運ばれる間に角がけずられ、丸みを帯びていることが多く、角ばった鉱物の結晶がならぶ火成岩と見分ける手がかりになります。貝がらやサンゴなどが積もって固まったものが石灰岩、ホウサンチュウなどの殻が積もって固まったものがチャートです。石灰岩にうすい塩酸をかけると二酸化炭素のあわが出ますが、チャートは変化しません。チャートはとてもかたく、鉄のハンマーでたたくと火花が出ます。火山灰や軽石が押し固められたものが凝灰岩で、離れた場所の地層を比べるときの目印の層(かぎ層)としてよく使われます。 化石は2種類に分けて考えます。地層ができた当時の環境がわかる化石が示相化石で、ノートではサンゴの化石(あたたかく浅い海)を例にしています。地層ができた時代がわかる化石が示準化石で、アンモナイト(中生代)とサンヨウチュウ(古生代)を例にしています。学習指導要領の解説では、示相化石の例としてサンゴ・シジミ・ブナ、示準化石の例として三葉虫・フズリナ・恐竜・アンモナイト・ビカリア・ナウマンゾウなどが挙げられています。どの例を細かく扱うかは教科書によって異なります。
つまずきやすいところ
- 示相化石と示準化石は名前が似ていて、「何がわかる化石か」が入れかわりやすいです。相は「環境のようす」、準は「時代の基準」と、わかることを対にして覚えると整理しやすくなります。
- れき岩・砂岩・泥岩は、粒の大きさの順で覚えていないと区別があいまいになります。「いちばん小さい粒は泥」のように、両はしから確かめると順番を取りちがえにくくなります。
- 石灰岩とチャートはどちらも生物の殻などからできるため、塩酸をかけたときの反応(石灰岩だけ二酸化炭素が出る)と、かたさのちがいを取りちがえやすいです。
- 凝灰岩は「火山」が関係するので、火成岩の仲間だと思いこむことがあります。マグマが冷えて固まったのではなく、火山灰などが積もって固まったので堆積岩です。
教え方・声かけのコツ
- 一問一答は「れき岩は何でできている岩石か」「粒がいちばん小さい堆積岩は何か」のように、岩石名と特徴を行き来して聞くと、片方向だけの暗記になりにくくなります。
- 実物や教科書の写真を見る機会があれば、粒の大きさと丸みに注目させると、文字だけで覚えるより特徴がつかみやすくなります。
- 化石の例を聞くときは、「この化石から環境がわかるのか、時代がわかるのか」を先に問うと、示相と示準の区別を自分の言葉で言えるようになります。
- 一問一答で思い出せなかったものにだけ印をつけておくと、2回目・3回目は印のついた問いから見直せます。
運営者の見方
堆積岩と化石は、岩石名と化石の名前が次々に出てくる単元です。ノートは「堆積岩にはどんな種類があり、化石は何を教えてくれるのだろう」という今日の問いを最初に置き、粒の大きさ、生物の殻、火山灰、化石という4つの節に分けて、下線と図の□をうめながら読み進める形にしました。名前を一覧で覚えるより、「何が積もってできたか」でまとまりを作っておくほうが、問題で特徴から岩石名を答えるときに思い出しやすいと考えたためです。 最後の「まとめ」は、「示相化石」「示準化石」の2語を使って2文で書く欄です。この単元でいちばん混ざりやすい2つの言葉を、自分で文の中に置き分けることで、区別がはっきりします。一問一答は14問で、赤シートで答えを隠して、日をあけて3回くり返す使い方を想定しています。
よくある質問
Q. 堆積岩と火成岩のちがいは、この単元で習いますか。
A. 火成岩そのものは「火山活動と火成岩」の単元で扱うことが多いです。このノートでは、堆積岩の粒が丸みを帯びているのに対し、火成岩は角ばった結晶がならぶ、という見分け方にふれています。
Q. 示相化石と示準化石の例は、すべて覚えるのですか。
A. どの生物を例に挙げるかは教科書によって異なります。学校で使っている教科書に出てくる例を優先してください。このプリントでは、サンゴ(示相化石)と、アンモナイト・サンヨウチュウ(示準化石)を例にしています。
Q. ノートの「まとめ」は、2文で書けなくてもよいですか。
A. 書けなかったら、□の語句を見直してから書き直す練習として使えます。答えの版に例文があるので、書いたあとに見比べることもできます。

