中1大地の変動と災害のプリント
中1 理科 / 2月ごろに習います
プレートと地震、隆起・沈降、断層・しゅう曲、恵みと災害。「ノート」と「一問一答」で1単元です。
先生へのメモ
ノートは「今日の問い」を読んでから下線と図の□をうめさせ、最後の一問一答は赤シートで3回くり返させます。
プリント一覧
はじめて使うなら 大地の変動と災害 ノート から。型ごとの違いは下のとおりです。
ノート (1枚)
一問一答 (1枚)
この単元について(ねらい・つまずき・教え方・運営者の見方)
この単元のねらい
プレートの動きと地震の関係、大地の変動(隆起・沈降・断層・しゅう曲)、そして大地の恵みと災害を学びます。
学ぶ内容
中学1年の理科(第2分野「大地の成り立ちと変化」)で学ぶ内容です。地球の表面は、プレートとよばれる大きな岩盤でおおわれていて、プレートはゆっくり動いています。日本付近では、海洋プレートが大陸プレートの下に沈みこんでいて、その境界付近には海溝とよばれる海底の深い溝ができます。沈みこみによって岩石にひずみがたまり、それが限界に達すると岩石が破壊されて、地震が起こります。 大地は、長い時間をかけて持ち上がったり(隆起)、低くなったり(沈降)します。大きな地震のときに、土地が急に隆起することもあります。海岸ぞいの階段状の地形(海岸段丘)は大地の隆起で、谷に海水が入りこんだ入り組んだ海岸(リアス海岸)は大地の沈降でできます。また、地層や岩石に大きな力がはたらくと、割れてずれた断層や、押されて波打つように曲がったしゅう曲ができます。今後もずれ動く可能性がある断層を活断層といいます。 火山や大地の変動は、温泉や地熱発電、美しい景観などの恵みをもたらします。一方で、地震によるゆれや津波、地面が急にやわらかくなる液状化、土砂災害などの災害ももたらします。ハザードマップで、住んでいる地域の危険を確かめておくことも学びます。小学校6年の「土地のつくりと変化」で、土地は火山の噴火や地震によって変化することを学んでいて、中学校ではそのしくみをプレートの動きと結びつけて考えます。
つまずきやすいところ
- 「隆起」と「沈降」、「断層」と「しゅう曲」のように、対になることばを取りちがえることが多いです。
- プレートの動きと地震の起こるしくみが、つながって理解できず、別々の用語として覚えてしまいます。
- 海岸段丘は隆起、リアス海岸は沈降と、地形と大地の動きの組み合わせを逆に覚えてしまいます。
- 災害と恵みの両面があることを、片方だけで覚えてしまいます。
教え方・声かけのコツ
- 「隆起=もち上がる、沈降=沈む」のように、漢字の意味から確かめる習慣をつけます。
- 断層としゅう曲は、紙や粘土を使って、切れてずれる様子と、押されて曲がる様子を手でやってみると区別しやすいです。
- 日本付近のプレートの図は、どちらのプレートがどちらの下にもぐりこんでいるかを、指でなぞりながら説明してもらいます。
- 災害の話題は、不安にさせすぎないよう、住んでいる地域のハザードマップや避難場所の確認とあわせて話すとよいです。
運営者の見方
この単元は「ノート」と「一問一答」の2枚です。ノートの今日の問いは「プレートの動きによって、大地にはどのような変化が起こるのだろう」で、プレートの動き、隆起と沈降、断層としゅう曲、恵みと災害の4段で進みます。空欄は12か所で、プレートの断面の図(海・震源・海溝・大陸プレート・海洋プレート)も入っています。まとめでは「プレート」「断層」の2語を使って2文で答え、プレートの沈みこみから地震、断層までをひと続きの説明にします。 一問一答は4つの見出しに13問あり、海岸段丘・リアス海岸・活断層・地熱発電・液状化のように、ノートで出てきた用語をもう一度確かめる内容です。似た語や対になる語が多い単元なので、赤シートで答えを隠し、日をあけて3回くり返す使い方にしています。災害をあつかう単元ですが、ノートの最後はハザードマップで地域の危険を確かめる話で終わるようにしました。
よくある質問
Q. 断層としゅう曲は、どうちがいますか。
A. 断層は、地層や岩石が大きな力で割れてずれたものです。しゅう曲は、地層が押されて波のように曲がったものです。
Q. 地震が起こるのは、なぜですか。
A. 日本付近では、海洋プレートが大陸プレートの下に沈みこんでいます。その動きで岩石にひずみがたまり、限界に達すると岩石が破壊されてずれ、地震が起こります。
Q. 地震や火山は、学校のどの単元に入りますか。
A. 中学校の理科では、中学1年の第2分野「大地の成り立ちと変化」で、火山、地震、地層、恵みと災害をまとめて学びます。小学校では6年の「土地のつくりと変化」で学びます。単元の並びは教科書によって異なります。

