中1力のはたらきのプリント
中1 理科 / 11月ごろに習います
3つのはたらき、いろいろな力(重力・弾性力・摩擦力・磁力)。「ポイント」と「問題」で1単元です。
先生へのメモ
「ポイント」で公式・器具・例題を確かめてから「問題」に取り組ませ、答えの版で丸つけします。
プリント一覧
はじめて使うなら 力のはたらき 問題 から。型ごとの違いは下のとおりです。
ポイント (1枚)
問題 (1枚)
この単元について(ねらい・つまずき・教え方・運営者の見方)
この単元のねらい
力にはどんなはたらきがあるかを知り、重力・弾性力・摩擦力・磁力といった身のまわりの力を区別します。
学ぶ内容
中学1年の理科(第1分野「身近な物理現象」)で、力について学ぶ入り口の内容です。力には、おもに3つのはたらきがあります。物体の形を変える、物体の動き(速さや向き)を変える、物体を支える、の3つです。たとえば、輪ゴムを引っぱってのばすのは形を変えるはたらき、走っている自転車にブレーキをかけて止めるのは動きを変えるはたらき、本立てが本を立たせているのは支えるはたらきです。速さだけが変わる場合も、向きだけが変わる場合も、どちらも「動きを変える」にふくまれます。 次に、身のまわりの力を名前で区別します。地球が物体を地球の中心に向かって引く力が重力、変形したばねやゴムが元にもどろうとする力が弾性力、面と接している物体の動きをさまたげる力が摩擦力、磁石の極どうしや磁石と鉄の間にはたらく力が磁力です。プリントでは、こすり合わせた物どうしの間にはたらく電気の力や、物体が面からおされて面に垂直に受ける垂直抗力もあわせて整理します。弾性力・摩擦力・垂直抗力は物体どうしがふれ合ってはたらく力、重力・磁力・電気の力はふれていなくてもはたらく力です。小学校では、3年で風やゴムの力で物を動かすこと、6年でてこのつり合いを学んでいて、中学校ではそれを力のはたらきとして整理し直します。
つまずきやすいところ
- 力のはたらきの3つ(形を変える・動きを変える・支える)を、実際の場面にあてはめるとき、どれか判断しにくいことが多いです。ボールがかべではね返るように、向きが変わるだけでも「動きを変える」になることを見落としがちです。
- 「弾性力」と「摩擦力」をまぜてしまいます。弾性力はもとにもどろうとする力、摩擦力は動きをさまたげる力と、区別をはっきりさせる必要があります。
- 離れていてもはたらく力(重力・磁力・電気の力)と、ふれ合ってはたらく力(弾性力・摩擦力・垂直抗力)を、混同することがあります。
- 静止している物体には力がはたらいていない、と考えてしまいます。机の上の本にも、重力と垂直抗力がはたらいています。
教え方・声かけのコツ
- 身のまわりの場面(ボールをける、ゴムを引く、荷物を持ったまま立つ、など)を取り上げ、「どのはたらきか」「何の力か」を一つずつ答えてもらいます。
- 力の名前は「地球が引く・もどろうとする・さまたげる・磁石が引く」のように、はたらき方の一言とセットで覚えます。
- 一つの場面に複数の力がはたらいていることに気づくと、このあとの「力の表し方と力のつり合い」の学習につながります。
- 磁石を使って試すときは、スマートフォンや磁気カードなどに近づけないよう注意してください。
運営者の見方
この単元は「ポイント」と「問題」の2枚です。ポイントは、力の3つのはたらきのまとめ、6つの力(重力・弾性力・摩擦力・磁力・電気の力・垂直抗力)を表にしたまとめ、はたらきを見分ける例題3問、ふれ合ってはたらく力と離れてはたらく力のまとめでできています。計算の公式や器具の使い方はなく、用語と場面を結びつけることに絞った1枚です。 問題は、知識(6つの場面を3つのはたらきに分ける)、知識(説明に合う力の名前を答える4問)、実験・考察(つくえの上に静止している本にはたらく力の3問)の順で、計算の大問はありません。最後の大問で、重力とつり合っているもう1つの力として垂直抗力を答えるところが、次の単元につながる考える部分です。この単元のあと、「力の大きさとばねののび」「力の表し方と力のつり合い」へ進みます。
よくある質問
Q. 力のはたらきには何がありますか。
A. 物体の形を変えるはたらき、物体の動き(速さや向き)を変えるはたらき、物体を支えるはたらき、の3つです。多くの教科書がこの3つにまとめています。
Q. 重力と重さは同じですか。
A. 重力は、地球が物体を引く力の名前です。重さは、物体にはたらく重力の大きさのことで、単位はニュートン(N)です。
Q. 磁力は、触れていなくてもはたらきますか。
A. はたらきます。磁石は離れていても、鉄などを引きつけます。重力や電気の力も、離れていてもはたらく力です。

