中1火成岩と鉱物のプリント

中1 理科 / 1月ごろに習います

火山岩・深成岩(斑状組織・等粒状組織)。「ノート」と「一問一答」で1単元です。

この単元のねらい・つまずき(下へ)

先生へのメモ

ノートは「今日の問い」を読んでから下線と図の□をうめさせ、最後の一問一答は赤シートで3回くり返させます。

プリント一覧

はじめて使うなら 火成岩と鉱物 ノート から。型ごとの違いは下のとおりです。

ノート (1枚)

一問一答 (1枚)

この単元について(ねらい・つまずき・教え方・運営者の見方)

この単元のねらい

火山岩と深成岩のつくりの違い(斑状組織と等粒状組織)をマグマの冷え方と結びつけて説明し、6つの代表的な火成岩と造岩鉱物を色の違いで整理します。

学ぶ内容

中学校理科の第1学年、第2分野「大地の成り立ちと変化」の「火山と地震」にある、火成岩の学習です。火成岩は、マグマが冷えて固まってできた岩石です。冷え固まる場所と冷え方の違いによって、火山岩と深成岩に分けられます。 火山岩は、マグマが地表や地表付近で急に冷えて固まった岩石です。大きな結晶(斑晶)と、そのまわりの小さな結晶やガラス質の部分(石基)からなる斑状組織になります。深成岩は、地下深くでゆっくり冷えて固まった岩石で、大きな結晶だけがすき間なく並んだ等粒状組織になります。斑晶・石基の語は学習指導要領解説には出てきませんが、このプリントでは用語として扱います。 火成岩は色でも分けられます。このプリントでは、火山岩を色がうすい順に流紋岩・安山岩・玄武岩、深成岩を色がうすい順に花こう岩・せん緑岩・はんれい岩として整理します。色の違いは、ふくまれる造岩鉱物の種類や割合の違いによります。白っぽい無色鉱物(セキエイ・チョウ石)を多くふくむほど白っぽく、クロウンモ・カクセン石・キ石・カンラン石などの有色鉱物を多くふくむほど黒っぽくなります。

つまずきやすいところ

  • 火山岩と深成岩を、組織の名前と結びつけて覚えるのに時間がかかります。「斑状 = 火山岩、等粒状 = 深成岩」を対にしておくと、混ざりにくくなります。
  • 冷え方が組織を決める理由が頭に入っていないと、暗記だけになります。「急に冷えると結晶が大きく育たず、小さな結晶やガラス質の石基ができる」「ゆっくり冷えると結晶が大きく育つ」と、原因と結果の順に確かめます。
  • 斑晶と石基の区別があいまいになりやすいです。図で「大きな粒が斑晶、そのまわりが石基」と確認すると見分けられます。
  • 色の違いを冷え方の違いと取り違えることがあります。色は鉱物の種類と割合、組織は冷え方で決まる別の話です。
  • 6つの岩石の並びで、火山岩と深成岩の同じ位置の岩石(流紋岩と花こう岩、玄武岩とはんれい岩)を混同しやすいです。

教え方・声かけのコツ

  • 写真や図を見て、組織を言葉で説明する練習をさせると、「斑状」「等粒状」が単なる語句でなくなります。
  • 「地表付近で急に」「地下深くでゆっくり」と、冷える場所と速さをセットで声に出すと、定着しやすくなります。
  • 岩石の色を表にするときは、横に「白っぽい ⇔ 黒っぽい」、縦に「火山岩・深成岩」をとる2行3列の表にすると、6つの位置関係が一度に見えます。
  • 岩石の色が白っぽい・黒っぽいことは、火山の単元のマグマのねばりけ(強いと白っぽい、弱いと黒っぽい)ともつながります。

運営者の見方

この単元は「ノート」と「一問一答」の2枚です。ノートは、左に4つの問い(地表付近で急に冷えると?地下深くでゆっくり冷えると?どんな種類がある?どんな鉱物がある?)が並び、右の文章の下線と、組織の図の □ に語句を書きこむ形です。答えは全部で15か所あります。最後の「まとめ」では、今日の問い「マグマが冷えてできる火成岩には、どのようなつくりのちがいがあるのだろう」に、「斑状組織」「等粒状組織」の2語を使って2文で答えます。 一問一答は、火山岩のつくり・深成岩のつくり・火成岩の分類・造岩鉱物の4つのまとまりで14問です。答えの欄を手や下じきでかくすか、赤シートで消して答え、言えたら □ に ✓ をつけます。□ は1問に3つあり、日をあけて3回くり返す使い方です。

よくある質問

Q. 火山岩と深成岩は、どう見分けますか。
A. 組織で見分けます。大きな結晶(斑晶)が、小さな結晶やガラス質の部分(石基)の中に散らばっているのが斑状組織(火山岩)、大きな結晶だけがすき間なく並ぶのが等粒状組織(深成岩)です。

Q. 岩石の色は、何で決まりますか。
A. ふくまれる造岩鉱物の種類と割合で決まります。セキエイやチョウ石などの無色鉱物が多いほど白っぽく、クロウンモ・カクセン石・キ石・カンラン石などの有色鉱物が多いほど黒っぽくなります。

Q. 一問一答は何回くり返しますか。
A. プリントには、日をあけて3回くり返すように書いてあり、1問ごとに □ が3つあります。言えたら □ に ✓ をつけていきます。